私は普段の授業の中で実験の授業を大切にしています。実験は学校でしかできない貴重な体験だからです。写真1は、炭酸水素ナトリウムから二酸化炭素が発生する反応を利用してキップの装置の使い方を学んでいます。キップの装置は発生した気体の圧力を利用してその反応を止めることができます。
また、写真2のように相談しあい、学習の理解を深める授業を行うことを心がけています。写真2では標準状態での1molの気体の体積について学習しています。
本校では教員全員がiPadを持ち、生徒も授業用に支給されたiPadを使って学習ができるようになっています。このような環境を利用して、教員が生徒に対して一方的に教え込むのではなく、生徒と教員の間、あるいは生徒同士の積極的なコミュニケーションが存在する双方向授業への取り組みをさらに進めたいと思っています。

理科 K

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写真1

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写真2

先週、高校2年生の授業で、遺伝子組換え実験を行いました。プラスミドを利用し、アンピシリン耐性遺伝子とGFP遺伝子を大腸菌に導入する実験です。昨年お亡くなりになった下村脩さんが2008年にノーベル化学賞を受賞したことで、知っている方も多いかもしれませんが、GFPとはオワンクラゲがもつ緑色蛍光タンパク質のことで、紫外線を当てると緑色に発光します。

目に見えないプラスミドというDNAが、これまた目に見えない大きさの生物である大腸菌の体内に取り込まれ、教科書に書いてある通りのはたらきをし、結果、プラスミドを取り込んだ大腸菌は、アンピシリン(抗生物質)が入った培地でも増殖し、目で見える大きさのコロニーとなります。さらに、紫外線ランプを当てると緑に光りますから、実験結果は肉眼ではっきりと観察でき、生徒は「星座みたい!」と喜んでくれました。

多くの基礎研究の結果、見えないものが見えるようになってきたのが自然科学の歴史です。高等学校までの理科では、多くの先人が「見える化」してくれた功績を学びます。今では「ゲノム編集」という技術で、遺伝子組換えよりも簡単に生物の遺伝子を改変することができるようになっていますから、ともすると、「人類はもう生物のしくみをすべて知っている」という誤解をしてしまうかもしれません。

知識を伝えるのはもちろんですが、「世界にはまだ見えていないものがたくさんあるのだ」ということこそ、理科の授業で伝えなければならないことではないか。そんなことを、光る大腸菌を見ながらぼんやりと考えました。

理科 S

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皆様、明けましておめでとうございます。

よいクリスマス、そしてお正月を過ごされましたでしょうか?私はとっても良いホリデーでした。時間に追われないことがとにかく幸せで、家族とゆっくりとした時間を久しぶりに過ごす事ができました。皆様も素敵なホリデーだったらいいなと思います。

 さて、ここ数年、我が家には中高生のイギリス人学生がホームスティに来るという機会がありました。彼女たちから、行事ごとに写真付きの連絡をいただきます。そんな中、まだ日本には浸透していないイベントがありましたのでご紹介させていただきます。皆さんはボンファイヤーナイトをご存知ですか?私は知りませんでした・・・。イギリスではハロウィンが終わると、11月5日にガイ・フォークスナイト(ボンファイヤーナイト)があり、あちこちで花火が上がるそうです。日本では花火といえば「夏」というイメージが強いので、この時期に帽子を被って花火?と思い、寒そうだね~と返信すると、「今日はボンファイヤーナイトで盛り上がってます!」という返事でした。この日が近づくとあちこちで花火が上がるそうです。公園や庭で家庭用の花火をし、当日は各地で打ち上げ花火が上がり、屋台が出たり、乗り物などにも乗れる場所もあり、まるで日本の夏祭りのようですよ・・・と言っていました。そういえば、新年のお祝いも日本とは違い、海外ではあちこちで花火が打ち上げられますね。イギリスの生活は一見、最近の日本とさほど変わらないようにも見えますが、実は日本にはない伝統行事が数多くあります。まだまだ、これからも海外の習慣行事が流行り定着していくかもですね。ハロウィンのように・・・。                                 

英語科美人教師Y

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ハロウィンのカボチャ選び

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ボンファイヤーナイト

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イギリスの自宅のクリスマスツリー

9月より教員にiPadが配布された。さらには普通教室にも電子黒板が導入され、本校のICT環境が充実していった。私もかねてからICT機器を利用して授業を展開していたが、iPadの導入は授業以外の部分でも手放せないものとなっていった。例えば、朝礼終礼の伝達事項おいて、以前は必要事項を紙に書いていたが、現在はiPadにシートを作成して、Apple pencilを使って書き込みをするようになった。それによって紙がかさばることなく、記録の振り返りがしやすくなった。最近では他の学校へ足を運び、実際に取り組んでいる事例を参考にしながら、授業などのあらゆる教育場面で活用する機会を増やせないか考えることが多くなった。
以前ICTの研修に参加した際に、最先端で進めている学校の先生が「ICT機器は文房具と同じです」と発言していたのが印象に残っている。つまり、ICT機器は道具の1つであり、使い方を間違えてしまえばせっかくのICT機器も宝の持ち腐れになってしまうのである。私もまだまだ未熟であるが、試行錯誤しながら色々なことを吸収し、還元できるようにしていきたい。

iPadを操作しながら活用を模索している社会科E

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社会科のOです。今回も小野学園の近く(生徒の通学圏内)の史跡・旧跡をご紹介します。

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川崎駅のすぐ近くにある女体神社です。南河原の鎮守です。

以下、境内の由緒書きの概要です。

神社の創立時期は不明ですが、永禄年間(1558~71)には「女體権現」と称えられていたとのことです。

南河原村は、同じ武蔵国の荏原郡八幡塚村(現在の大田区東六郷およびその周辺)の農民が移住・開墾して成立したとのことです。多摩川が洪水をおこすたびに流路が変わり、農耕が不可能な状態になったとき、一人の「女丈夫」が川に身を投じて犠牲になり、そのまごころによりそれ以後は災害がなくなったとのことです。その偉業を後世に伝えるため、多摩川辺りの俗称「ニコニコ松」の下に祠を建て、その後現在の位置に移したとのことです。

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立冬が過ぎ、朝晩ずいぶんと冷え込むようになりました。日々、少しずつ冬模様に変化していく中で、気付けば今年も残り一か月と少しです。

そんな今、在校生は来月に迫った期末定期考査を意識し始めたようです。とくに高校三年生はこれが最後の試験、卒業試験です。最後までしっかりやりたい、ちゃんと卒業するという明確な目標が、授業への参加意欲をより一層高めているように思います。

小野学園では、平日夜8時過ぎまで自習室を開放しています。進路指導の教員や教科の教員以外にもチューターが常駐していて、日々の学習指導のほか進路指導も行っています。

もう少し定期考査が近付けば、試験勉強で残る生徒も今以上に増えてくると思いますが、少し早い今は、もっぱら一般受験を控えた高校三年生がよく利用しています。

三年生は、志ら梅祭の参加が任意となった今年、文化祭の楽しみも返上して受験勉強に専念していました。今この時も、遅くまで学校に残り勉強に励んでいます。志望校への合格を本気で目指す受験生としては当たり前のことですが、遊びたい盛りにいろいろな楽しみを計画的に制限し、不安や焦りと戦いながら一途に頑張る姿を見ると、えらいなあと思います。

そんな頑張っている三年生に一言。継続は力なり。自分を信じて、今できることを確実にしてください。今頑張っているみんなが、それぞれに迎える本番で、しっかりと力を発揮できるようにと応援しています。

 11月19日日産自動車のカルロス・ゴーン会長が過少申告の疑いで逮捕された。ゴーン会長が逮捕されたことについてコメントを求められた日産自動車の西川社長は、「権力の座で長く座っていたことに対するガバナンス面だけでなく、業務面でも弊害が見えたと実感している」とコメントした。また過少申告についての情報は、内部からの告発であることも発表された。

 ゴーン社長と言えばどん底だった日産を這い上がらせ世界一流の企業へと導いた立役者である。だが、このような彼の行為をみると、人は得てして偉くなると、また長らく同じ場所にいると自分の欠点が見えなくなるように思える。内部告発という裏切りの陰には、いったいどんなことがあったのだろうか。妬み?部下に対する侮辱?サービス残業のさせすぎ?対価をきちんと払っていない?.......

 「あなたは、自分は才能があると思うから自分の欠点が見えず、他人の無能さばかりが目につくようになり非難しののしるようになる。本当に変わらなければならないのは、社長あなたじゃないんですか!!」、なんていうブラック企業の社長が出てくるドラマの1シーンが頭によぎる。

 教師は、生徒の上に立つ立場にいる。生徒に対してはもちろん叱ることもある。しかし、いくら叱って教育してもその人が高いところを目指して頑張らなければ、同じようなことが起きるかもしれない。なんて言うことをしみじみ考え、あらためて誓いを立てるのでした。がんばります。

11月12日(月)午後に高校2年生の創作料理コンテストの審査員をしました。創作料理コンテストは「調理技術の向上」と「創造力」を育てることを目的としています。日頃から、美味しく・安く・早く・健康的というテーマを考え、家庭での調理にも積極的に参加し、より斬新な食事を提案してもらいます。今回の内容は「豆腐をつかったスタミナ料理」でした。各班とも趣向を枯らした料理をつくっていました。中でもキムチ豆腐ピザは彩りもよく斬新なアイディアでした。少し味が心配でしたが...。また、和風ロコモコ丼定食ではハンバーグに長芋が混ざっており、ご飯にも工夫がされておりとてもおいしくいただきました。その他の班もレシピ本に掲載されてもよいような内容のものばかりでした。このような家庭科の授業をきっかけに創造力や調理技術を身につけてくれればと思いました。

10月22日(月)中学生は定期考査終了後、「八芳園」にて食卓作法を学んできました。私自身初めての体験だったため、生徒と同じように綺麗なお庭や美しく彩られたお料理に感嘆の声をあげていました。今回の講座では日本の食卓作法とその由来について学ぶことができただけでなく、マナーとは何なのかを改めて考えることができました。

和食に欠かせない食事の道具「お箸」。講座の中ではそのお箸の種類や名前、作法の由来について教えていただきました。その一部をご紹介します。例えば、祝い箸。あと2ヶ月で今年も終わってしまいますが、祝い箸は年が明けてお正月におせち料理をいただくときに使うものです。「柳箸」「俵箸」などの呼び名がありますが、その特徴を端的に表した名が「両口箸」。このお箸は神様と共に食事をいただくという意味をこめて両端が細くなっています。だから、お箸の両端どちらも使えるからといって、自分が口をつけた後にもう片方の端を汚してしまってはいけないのです。何事もその成り立ちや由来がわかると納得しますし、簡単には忘れません。講座の中ではそのほかの作法に関してもこのような説明があり、納得しながら、実際に体を使い作法を身につけていくことができました。

また他の国との作法の違いについてもお話いただきました。日本では畳にお膳を置いて食事をする文化が根付いていたことから、今でも食器を持ち上げて食事を取りま。しかし、ご近所の中国や韓国では食器を持ちあげずに食事をするのがマナーです。「マナー」と聞くとすぐに「正解」を求めてしまいがちですが、周りの人や場面、国や文化に合わせて、「相手を気遣い、敬うこと」なのだと感じました。

講座が終了した後にはお庭の中を散策させていただき、大変穏やかな時間を過ごすことができました。今回学んだことは食事をはじめ、その他の場面でもいかしていきたいと思います。

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志ら梅祭も終わり、各クラス・クラブの出し物は、準備段階から試行錯誤を繰り返しながら、それぞれが工夫を凝らした催しとなりました。

さて、私が担当しているバルーンアートクラブは、ここ数年バルーンドレスの制作を行っています。

なぜドレスを作ることになったのかを考えると、毎年開催されるJBAN大会で、プロの方たちの作る素敵なドレスを自分たちも作りたいという思いからです。

初めは、先輩たちが見様見真似でようやく形にするところからスタートして、来年は自分たちが作りたいと、次々と後輩たちに受け継がれて制作するようになってきました。

ドレスづくりは細かい作業のため、時間と根気が必要ですが、なぜだか制作にあたる生徒はいずれもやる気満々、いつもより早く登校をし、昼食時間を短くしても作品づくりに集中しています。

今年は、「白雪姫と鏡の女王」いつも元気の良い高校3年生に押され気味の、高校2年生の3人は、自信なさそうに作業に入りましたが、見事に完成することができました。

モノづくりを通じて得た達成感は、これからどんな困難に出会っても、頑張れたという自信につながると思います。

10月22日には、同じ3人が八潮パークタウンで「ハロウィン」の飾りつけをしてきました。

これからも、部員たちの活躍を見守っていくことが私の楽しみです。

                                風船見守り人

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