社会科のOです。今回も小野学園の近く(生徒の通学圏内)の史跡・旧跡をご紹介します。

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川崎駅のすぐ近くにある女体神社です。南河原の鎮守です。

以下、境内の由緒書きの概要です。

神社の創立時期は不明ですが、永禄年間(1558~71)には「女體権現」と称えられていたとのことです。

南河原村は、同じ武蔵国の荏原郡八幡塚村(現在の大田区東六郷およびその周辺)の農民が移住・開墾して成立したとのことです。多摩川が洪水をおこすたびに流路が変わり、農耕が不可能な状態になったとき、一人の「女丈夫」が川に身を投じて犠牲になり、そのまごころによりそれ以後は災害がなくなったとのことです。その偉業を後世に伝えるため、多摩川辺りの俗称「ニコニコ松」の下に祠を建て、その後現在の位置に移したとのことです。

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立冬が過ぎ、朝晩ずいぶんと冷え込むようになりました。日々、少しずつ冬模様に変化していく中で、気付けば今年も残り一か月と少しです。

そんな今、在校生は来月に迫った期末定期考査を意識し始めたようです。とくに高校三年生はこれが最後の試験、卒業試験です。最後までしっかりやりたい、ちゃんと卒業するという明確な目標が、授業への参加意欲をより一層高めているように思います。

小野学園では、平日夜8時過ぎまで自習室を開放しています。進路指導の教員や教科の教員以外にもチューターが常駐していて、日々の学習指導のほか進路指導も行っています。

もう少し定期考査が近付けば、試験勉強で残る生徒も今以上に増えてくると思いますが、少し早い今は、もっぱら一般受験を控えた高校三年生がよく利用しています。

三年生は、志ら梅祭の参加が任意となった今年、文化祭の楽しみも返上して受験勉強に専念していました。今この時も、遅くまで学校に残り勉強に励んでいます。志望校への合格を本気で目指す受験生としては当たり前のことですが、遊びたい盛りにいろいろな楽しみを計画的に制限し、不安や焦りと戦いながら一途に頑張る姿を見ると、えらいなあと思います。

そんな頑張っている三年生に一言。継続は力なり。自分を信じて、今できることを確実にしてください。今頑張っているみんなが、それぞれに迎える本番で、しっかりと力を発揮できるようにと応援しています。

 11月19日日産自動車のカルロス・ゴーン会長が過少申告の疑いで逮捕された。ゴーン会長が逮捕されたことについてコメントを求められた日産自動車の西川社長は、「権力の座で長く座っていたことに対するガバナンス面だけでなく、業務面でも弊害が見えたと実感している」とコメントした。また過少申告についての情報は、内部からの告発であることも発表された。

 ゴーン社長と言えばどん底だった日産を這い上がらせ世界一流の企業へと導いた立役者である。だが、このような彼の行為をみると、人は得てして偉くなると、また長らく同じ場所にいると自分の欠点が見えなくなるように思える。内部告発という裏切りの陰には、いったいどんなことがあったのだろうか。妬み?部下に対する侮辱?サービス残業のさせすぎ?対価をきちんと払っていない?.......

 「あなたは、自分は才能があると思うから自分の欠点が見えず、他人の無能さばかりが目につくようになり非難しののしるようになる。本当に変わらなければならないのは、社長あなたじゃないんですか!!」、なんていうブラック企業の社長が出てくるドラマの1シーンが頭によぎる。

 教師は、生徒の上に立つ立場にいる。生徒に対してはもちろん叱ることもある。しかし、いくら叱って教育してもその人が高いところを目指して頑張らなければ、同じようなことが起きるかもしれない。なんて言うことをしみじみ考え、あらためて誓いを立てるのでした。がんばります。

11月12日(月)午後に高校2年生の創作料理コンテストの審査員をしました。創作料理コンテストは「調理技術の向上」と「創造力」を育てることを目的としています。日頃から、美味しく・安く・早く・健康的というテーマを考え、家庭での調理にも積極的に参加し、より斬新な食事を提案してもらいます。今回の内容は「豆腐をつかったスタミナ料理」でした。各班とも趣向を枯らした料理をつくっていました。中でもキムチ豆腐ピザは彩りもよく斬新なアイディアでした。少し味が心配でしたが...。また、和風ロコモコ丼定食ではハンバーグに長芋が混ざっており、ご飯にも工夫がされておりとてもおいしくいただきました。その他の班もレシピ本に掲載されてもよいような内容のものばかりでした。このような家庭科の授業をきっかけに創造力や調理技術を身につけてくれればと思いました。

10月22日(月)中学生は定期考査終了後、「八芳園」にて食卓作法を学んできました。私自身初めての体験だったため、生徒と同じように綺麗なお庭や美しく彩られたお料理に感嘆の声をあげていました。今回の講座では日本の食卓作法とその由来について学ぶことができただけでなく、マナーとは何なのかを改めて考えることができました。

和食に欠かせない食事の道具「お箸」。講座の中ではそのお箸の種類や名前、作法の由来について教えていただきました。その一部をご紹介します。例えば、祝い箸。あと2ヶ月で今年も終わってしまいますが、祝い箸は年が明けてお正月におせち料理をいただくときに使うものです。「柳箸」「俵箸」などの呼び名がありますが、その特徴を端的に表した名が「両口箸」。このお箸は神様と共に食事をいただくという意味をこめて両端が細くなっています。だから、お箸の両端どちらも使えるからといって、自分が口をつけた後にもう片方の端を汚してしまってはいけないのです。何事もその成り立ちや由来がわかると納得しますし、簡単には忘れません。講座の中ではそのほかの作法に関してもこのような説明があり、納得しながら、実際に体を使い作法を身につけていくことができました。

また他の国との作法の違いについてもお話いただきました。日本では畳にお膳を置いて食事をする文化が根付いていたことから、今でも食器を持ち上げて食事を取りま。しかし、ご近所の中国や韓国では食器を持ちあげずに食事をするのがマナーです。「マナー」と聞くとすぐに「正解」を求めてしまいがちですが、周りの人や場面、国や文化に合わせて、「相手を気遣い、敬うこと」なのだと感じました。

講座が終了した後にはお庭の中を散策させていただき、大変穏やかな時間を過ごすことができました。今回学んだことは食事をはじめ、その他の場面でもいかしていきたいと思います。

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志ら梅祭も終わり、各クラス・クラブの出し物は、準備段階から試行錯誤を繰り返しながら、それぞれが工夫を凝らした催しとなりました。

さて、私が担当しているバルーンアートクラブは、ここ数年バルーンドレスの制作を行っています。

なぜドレスを作ることになったのかを考えると、毎年開催されるJBAN大会で、プロの方たちの作る素敵なドレスを自分たちも作りたいという思いからです。

初めは、先輩たちが見様見真似でようやく形にするところからスタートして、来年は自分たちが作りたいと、次々と後輩たちに受け継がれて制作するようになってきました。

ドレスづくりは細かい作業のため、時間と根気が必要ですが、なぜだか制作にあたる生徒はいずれもやる気満々、いつもより早く登校をし、昼食時間を短くしても作品づくりに集中しています。

今年は、「白雪姫と鏡の女王」いつも元気の良い高校3年生に押され気味の、高校2年生の3人は、自信なさそうに作業に入りましたが、見事に完成することができました。

モノづくりを通じて得た達成感は、これからどんな困難に出会っても、頑張れたという自信につながると思います。

10月22日には、同じ3人が八潮パークタウンで「ハロウィン」の飾りつけをしてきました。

これからも、部員たちの活躍を見守っていくことが私の楽しみです。

                                風船見守り人

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現在、奥州街道を歩いている。奥州街道は江戸日本橋を起点とする五街道のうちの一つで、日本橋から宇都宮を通って、白河までの27次(27の宿場町)である。
五街道のうち東海道53次と日光街道21次は、すでに歩き通して、3つ目の街道である。毎回25キロぐらい歩くので、季節のよいときが歩くのに適していることから、春と秋に歩くことが多い。
先日も奥州街道を歩いてきた。この時期の街道歩きは、秋の景色が楽しめる。稲が実って黄金色に染まり、風にそよいでいる様子。柿が色づき、農家の軒先で揺れている様子。道ばたに咲く曼珠沙華(彼岸花)の美しさ。
道ばたに栗を見つけるのも秋の旅ならではである。子どもが小さいとき、秋になるとよく栗拾いに行ったものだが、農家できちんと育てられている栗とは違って、自然に生えている栗は大きさが1/3ぐらいである。
しかし、小さいながらにつやつやと輝き、豊かに実っている。思わず手に取ろうとしていがにはばまれる。「痛っ」 足で踏んづけていがを割り、実を取り出す。あたりをよく見るとそこかしこに落ちているではないか。しばし足を止め、栗拾いに興じる。10分程度で片手一杯になったので、リックに入れて持ち帰った。

車や電車などと違って、歩く速さで移動するので、見た目の景色はあまり変わらない。しかし、ゆっくりと目に入ってくるそれらの景色を見ていると、自然によって心が解きほぐされていくような気がする。
自分の足で歩く。スピードはゆっくり。だからこそ見えてくるものがある。深まる秋の中また歩きに出たいものである。

ところで、家に持って帰った栗は買ってきた栗とともにゆでて食した。意外なことに、大きな栗よりも、拾ってきた小さな栗の方が色も濃く、甘みも強く美味しかった。

国語科M

 皆さんには尊敬できる存在はいますか?面接試験等でも良く聞かれる質問で、多くの人は恩師だったり両親だったりを答えるのではないだろうか。

 私にも尊敬できる人が数人いるが、その中でも思い出深い存在は大学生のときアルバイトをしていた飲食店の店長だ。その店長は、学生時代相当ヤンチャしてたらしく、ここで書くことがはばかられるくらいの武勇伝を持っている人で、自分はそんな話を閉店作業後のメンバーで行くファミレスや牛丼店で深夜まで聞くのが大好きだった。

 出入りの激しい飲食店バイトで長く続けている存在となった自分は、重要なポジションを任せられるようになり日々忙しい業務をこなしていた。そんな中ある事件が起きた。数日の間で立て続けに数件お客様からクレームを受けたのだ。店長を呼べと言われ名指しであんな店員がいるならもう二度とお店に行きたくないとも言われた。飲食店で理不尽なクレームは良くあり、周りも気にしなくていいよと言ってくれるのだが、結構ショックを受け店長に相談をした。そのとき何を話したかは良く覚えてないが、ほとんどは愚痴で、もう重要なポジションを続けていく自信が無いと言い続けていた。

数時間たっても、もうできないという自分の主張を受け入れない店長に自分は「こんな長い時間つまんない愚痴聞かされるの面倒くさいでしょう、もうよくないですか?」とすごい失礼なことを言ってしまった。少し黙った店長は「〇〇君、俺のこと好きだろ。」と言い、「俺は俺のことを好きだという人を信じるし、その人の話ならいくらでも聞くよ。」と続けた。異性にでも相当恥ずかしいだろう言葉を同性相手に店長はさらっと言ってのけた。その言葉を聞いた自分は何も言い返せずに「分かりました今まで通り続けます。」とすんなりと折れてしまった。

 バイトは大学卒業と同時に辞めたのでもう10年近く昔の話で、その当時の店長の年齢である27歳を軽く越えた年齢となり、店長とは辞めて以来数回近況報告をした程度で今では連絡も取っていないが、今でも憧れの存在で目標でもある。職業は違うが人を導く立場として悩んだときは店長ならどういう対応をするだろうかと思ったりもしている。

 人を成長させるのは人である。皆さんもこれからの人生で目標にできるような存在に出会い自分を成長させていって欲しいと思っている。

数学科S

今年の夏休みに2泊3日で、地学の研修会に参加しました。茨城県・栃木県・群馬県を巡り地質的に特徴的な場所や化石などを学びました。
初日の午前中は茨城県の筑波山に登り、形成過程や構成している岩石・地質などを専門の先生に詳しく教えて頂きました。筑波山の麓は花崗岩(かこうがん)が多くみられ、岩石中にはカリ長石という白っぽい鉱物が入っています。境内に向かう階段にも見られ、これがこの地域では特徴的な石だそうです。山頂へはケーブルカーに乗り、スカイツリーよりも高800mほどまで登りました。標高が高い分、気温は涼しく爽やかでした(ちなみにこの日は猛暑日です)。山頂は麓で見られた石はなく、その代わりに硬く丈夫な斑れい岩(黒雲母入り)などが見られました。1つの山でありながら、高さによって岩石が異なる・・・!?この違いは、筑波山の形成過程(数千年前に海中で誕生)にありました。

形成過程を簡単に説明します   (産総研、茨城大学地質情報活用プロジェクト より参照)
①7500万年前頃、斑れい岩を形成するマグマが地下でゆっくり固まりました。
②6000万年前頃、花崗岩のマグマが斑れい岩を取り込むように出てきて、冷えて固まりました。
③地殻変動が起こり、隆起→ 陸上に。
④長い時間をかけて侵食(風雨により削られる)され、比較的もろい花崗岩はくずれて筑波山の山体下部と裾野に広がり、硬く丈夫な斑れい岩は残って、山体の上部をつくっています。

麓や裾野に広がる花崗岩は、7月の広島豪雨で注目された花崗岩と同じ性質だそうです。古くから石材として使われていた身近な石です。しかし、長い年月による風化で砂状(真砂(まさ))になり、強い降雨・大量の水により多量の砂が流れ出す特徴があります。今回様々な特徴を改めて学び、まだまだ知らないことがたくさんあるな~と感じました。
午後は稲田石(黒雲母花崗岩)や耐火性に強い大谷石(凝灰岩)などを訪ねました。2日目以降も毎日学ぶこと・感動する場面や、それぞれが印象深く、「目からうろこが落ちる」内容など、3日間以上の体験をしたのではと思うくらい充実していました。
3日間を通して、実物を見ること・触れること・体験することは、印象に残り、肌で空気感を感じることができたり、新たな気づきもあり、とても大切だと感じました。これからの授業に活かしていきたいと思います。
理科 O

 先日、英語科教員数名でTOKYO GLOBAL GATEWAYの内覧会に参加しました。TOKYO GLOBAL GATEWAYは来月、東京・青海にオープンする体験型の英語学習施設です。主に小学生、中高生を対象とし、授業や学校行事として活用できる英語学習プログラムが用意されています。

 施設には、英語を活用する「アトラクション・エリア」と英語で学ぶ「イマージョン・エリア」があります。「アトラクション・エリア」では、旅行代理店、ホテル、レストラン、飛行機内などのセットがあり、それぞれのシチュエーションでの会話を体験で学んでいきます。「イマージョン・エリア」には、クッキングルームやサイエンスルームがあり、実技的な授業を英語で受けることができます。どちらのエリアも、少人数のグループに1人のエージェントと呼ばれるイングリッシュスピーカーがつき、生徒たちの活動をサポートしてくれます。また会話の難易度も生徒のレベルに合わせて用意されるとのことで、初級者から上級者まで段階に応じて楽しむことができるようです。

 今回私たちは、「イマージョン・エリア」で、英語でプログラミングを学ぶ授業を体験しました。「コンピュータを動かす人」、「作業をチェックする人」など、各自役割が与えられ、チームで活動を進めていきます。そうした仕組みは、生徒たちの学習において考えると、メンバーそれぞれが偏りなく英語を使って参加することにつながりそうです。

 英語学習においては、場の雰囲気も非常に大切ですが、海外にはそう頻繁には行かれない場合、こうした施設を活用することで、より実践的な学びを補えるのではないかと感じました。

 今後本校でもどのような活用の可能性があるのか、さらに検討していけたらと思います。

英語科S

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