2008年3月アーカイブ

 体育科のMです。中学・高校のバレーボール部の顧問をしています。316日にバレーボールのOGの大会が行われました。この大会は卒業してもバレーボールをしたい、またみんなと同じコートに立ちたいという卒業生の声が多く、いろいろな学校の卒業生が集まり始めた大会です。毎年3月中旬に行っていますが、それも今年で12年目を迎えました。毎年参加する学校は5〜7校です。今年は5校が参加しました。選手は20代・30代が中心です。どこのチームの選手も現役の頃と比べれば体は動きませんが、プレーの特徴は昔と変わりなく、どの選手も見てすぐに分かります。懐かしい選手や監督が集まり、一日和気藹々と行われました。中には退職された監督・コーチの先生方もこの日のために集まり、また卒業生の中には遠方から参加した卒業生もいました。子供を二人三人連れてきている人、中には「毎回娘の大会に応援に行ったのが懐かしくて、応援にきました。」という保護者の方も来ていました。

 その中で、本校のチームは今まで準優勝は何回かありましたが、優勝したことはなく現役の頃からどうしても勝てないチームがあり、卒業生もこの日のために練習をして参加する人もいました。それがやっと、12年目にして優勝でき卒業生も大変喜んでいました。現役時代は競技スポーツとしてがんばっていましたが、今は生涯スポーツとして全員がバレーボールを続けていたことに私もびっくりしました。また、懇親会では各学校の選手も昔話に花が咲き、楽しく有意義な大会でした。

 卒業をしても集まってくれることは大変ありがたく、長くバレーボールに携わってきて良かったと思った1日でした。

 3月14日は小野学園女子中学・高等学校の卒業式です。

3年間、6年間、中には幼稚園から通っている人で、15年間の小野学園の生活を卒業します。

 私も本校の卒業生で、幼稚園の2年保育からだったので、14年間通いました。遙か昔の卒業式を思い出すと、家族よりも長い時間を過ごした先生や友だちとの別れ、そしてなによりこの場所に明日からは来ないという現実に涙が止まらなかったことを思い出します。

 今年は、中学3年の卒業学年担任として、新たな旅立ちに立ち会うことになりますが、一貫校であることもあり、別れというよりスタートといった方が、ピッタリしています。

 この3年間を振り返って見ると、本当にみんなから感動を与えてもらったことに感謝しています。
最近だけでも、『教育と探究社』による「クエストエデュケーションカップ」の全国大会に1089作品の中から選ばれ出場することが出来たり、『財団法人 日本武道館』主催「全日本書き初め展覧会」で日本武道館奨励賞をいただいたり、2月の英検では、2級・準2級を取得する生徒が続々出たりと自分では出来ないことを次から次へと、達成していく中学3年生の皆さんの近くに居ることができてとても幸せだったと思います。これからも色々な夢をかなえて大きく羽ばたいて下さい。ありがとう。

 高校3年生の皆さんは、私とは同じ母校を持つ同窓生、5月の同窓会でお会いすることを楽しみにしています。

Iより

梅の花、桃の花、桜の花。私たちにはなじみの深い本格的な春を象徴する花々たちです。この季節、学校では卒業式、入学式の準備。社会では入社式の準備など普段の日常のペースに躍動感が加わります。少なからず心もウキウキしてきます。3月は陰暦では弥生(やよい)の月と呼ばれていました。やよいは、ものごとが新しく芽吹き始めることがその語源となっています。

ところで3月3日はひな祭り。歴史は古く、女の子の健やかな成長と幸せを願う行事として定着しています。少し前になりますが、テレビに豪華なひな壇が映し出されていました。ひな壇に粛々と着座したひな人形が、年齢を重ねるにつれ新鮮さを増してくるのは私だけでしょうか?

最近、都市部では大きなひな壇を飾るとなると大ごとなので、その代わりにひな祭りのお祝い料理が食卓を華やかに演出してくれることが多いようです。ひな壇の人形と食卓の料理、何か似ている要素が感じられます。文字とか、絵とか、写真とかではなく、しっかりと手で触れ、感じ取れるものなんです。ちなみに、大型ポスターのひな壇を壁に貼ったひな祭りを想像してみましたが、ひな祭特有の感覚は沸いてきません。古い時代から日本の春の始まりは、いわゆる“やよい”の始まりなのです。ひと冬を越せた、さあやっと春だ!! この感覚は希望に満ちあふれたものであり、絵や写真といったものではあがなうことのできないものなのではないでしょうか。ひな祭りにはやはり、ひな人形とか、お祝いの料理とか、私たちの手や味覚などで体感できるものが必要なのではないでしょうか。

私たちは、人と人とのつながりで生活をしています。普段あまり気付かないことですが、人に接する時どれほどひな祭りの根強い精神のように、心をこめて接しているのでしょうか。形だけで済まさずに、心に根付いたもの、これからも、それを大事にしていきたいと思っています。

化学室のフラスコより