2008年8月アーカイブ

こんにちは、社会科のSです。今年も猛暑ですね。
今回は、夏の旅行でのとあるエピソードをご紹介します。

先日、伊豆へ釣りに行ってきました。
降り注ぐ紫外線をたっぷり浴びながら、それはそれはストレスフリーな
日々でございました。
朝早く釣り場に着いて、仕掛けも投入して一段落したので周りを散歩していたときのこと。
岸壁を覗き込みながら歩いていると…

ん?









ん?









ん?







何かいるっ!!!








クロダイがいるーーーっ!!!!!!


このクロダイという魚、見た目もモチロンかっこいいのですが、引き味もとても魅力的な
私にとってあこがれの魚の1つ。小さいのは何度か上げたことがあるものの、45cmは
あろうかというのが数匹岸際にくっついているを目の前にして、アドレナリンは急上昇!鼻血寸前!!

早速竿を取ってヘチ際にそっとエサを落とすガマン比べがスタート。
早くツンとエサをかじらないかな〜、かな〜。

























…食わない、エサを。

「見える魚は釣れない」とはよく言ったもので、メジナという別の魚(小型)はいくらでも
食いついてくるのに、本命にはフラレまくりです。

仕方なく若干岸から離してエサを流していると…。












食った!


小気味いい引き込みを見せながら姿を現したのは、
30cm弱のカンパチという魚の幼魚(ショゴともいいます)。
全く予期しなかった(見えなかった)嬉しい来客に思わずガッツポーズです。
しっかりと夕食のおかずになりました。
H200828


ぱっと見では判断がつかない内側に、思わぬめっけもんがありますよというお話。
何が起こるかわからないところも釣りの魅力の1つです。

夏休みも残りわずかとなりましたが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?今夏もいろいろな気象現象や日々の天気について考えている理科のOです。

今年度1回目となるSPP723日-24日に実施、講座名の『環境とエネルギー問題を化学する』という名の通り、さまざまな専門で研究されている工学院大学の4名の先生方にいろいろな視点から環境について教えて頂きました。

H2008211 H2008212  1日目は本校で、水についての学習をしました。同じ水が入っているメスシリンダーに、上から青い色素を落とすと落ちる速度が違うのはなぜ?から始まり、実験やディスカッション、発表も行いました。また、石けんが良く泡立つ水と全然泡立たない水の違いは何?を実験を通して体験的に学んでいきました。特に石けんを泡立てた手に硬水(カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含む水で、ヨーロッパの水に多い)をかけた時、すぐに泡が消えてしまったのには、みんなビックリしていました(詳しくは『こんな実験をしました』をご覧ください)。

 この消えた泡が環境に及ぼす影響が今回のポイントです。何気なく流している洗剤や残飯の汁などは、水の中で生活している魚や微生物にとっては、大変迷惑なものです。では、何倍に薄めると良いのか・・・物質により違いがありますが、石けんの場合は1000倍に薄めればよいそうです。普段気にしていませんでしたが、多くの生き物が生活している地球環境について、改めて考えた時間でした。

 さらに午後には、水を汚さないために私たちができることや水の汚れ具合を学習しました。

 2日目は、工学院大学八王子キャンパスで実験を行いました。広いキャンパスと自然の多い中で、『形状記憶合金の性質と利用法』、『ガラスの性質と利用法、ガラス細工』について学びました。

 『形状記憶合金』とは1度かたちを記憶させると、伸ばしても元に戻る性質です。身近なものでは、歯列矯正ワイヤーやメガネのフレームなどに利用されています。この性質を利用して、口を開いたり閉じたりする犬の模型を作成しました。いろいろな器具を使用しましたが、TAの先生に優しく教えていただきながら、どの生徒も楽しく作ることができました。これらは、エネルギーの有効利用の面で活用されているようです。

H2008213 H2008214  午後は『ガラスの性質と利用法』についての講義後、実験室でガラス細工を行いました。暑い中、汗だくになりながらも、自分の満足できるガラス細工を作成するために、何度も何度も挑戦している姿は、普段の授業ではなかなか見られない光景でした。また、先生がお手本としてガラス細工を作成するときの生徒の目は今までに見たことのないほどキラキラと輝いていました。本物に触れるということは、こんなにもすごいんだな〜と改めて感じた瞬間でした。 

 今回の講座は2年生が多く、ちょっと難しめかなとも感じていましたが、生徒の感想には【理科の楽しさを学んだ】【環境について色々と学んだので、そのことを考えて生活していきたい】【ガラス細工をやったのが一番印象的だった】など得たものが多く貴重な体験のできた2日間でした。

 私も、ガラス細工を行いましたが、なかなかうまくいきませんでした。何事も極めるためには努力・修行が必要だなと感じるとともに、これからも多くのことにチャレンジし、みんなのようなキラキラと目を輝かせていく体験をしていきたいと思いました。

 唐突ですが、私が世の中で最も好きな匂い、それは、

「塩素」

の匂いなんです。家で何かを漂白しているだけで、非常に心が躍り立つんです。……。ん……? どうしました……? 「コイツはもしかしたらアブナイ人なのでは……?」と訝しがっている顔になっていますよ……? 確かに身体に悪いですよね、塩素。

 夏真っ盛り、しかも北京五輪真っ只中、さらにお盆休みのブログにこのような書き出しを持ってきたのは、もちろん理由があります。私の中では、「塩素」=「夏」なのです。……と書くと、「ますますコイツは……。」と思われ、病院に連行されかねませんので、早速、謎解きをしましょう。まぁ夏休みですし、気軽に読んでいただければ幸いです。

 私は幼稚園から水泳を始め、中学3年まで続けました。生徒の皆さんには、風貌(というか髪型?)から野球好きとして知られているようですし、実際に野球は三度の飯より好きですが、競技歴は水泳のほうが思いっきり長いのです。今でも、なるべく時間を作って泳ぎに行っています。

その水泳。選手としては大成しませんでしたが、ほぼ毎日のように泳いでいた記憶があります。幼稚園から中学3年までは、近所のスイミングスクールに通っていました。小学生のときは、学校の水泳クラブと(もちろん野球も)並行していましたし、中学生のときは水泳部と陸上部の掛け持ちもしていました(ちなみに野球部はありませんでした)。毎年、6月くらいから徐々に黒くなり始め、夏休み明けは毎年、本当に真っ黒になっていました。中学校の卒業アルバムにも、真っ黒軍団の一人として載っています。

 ということで、私の子ども時代は、水泳ばかりしていました。別の言い方をすれば、「希塩素水」に浸かって過ごしたのです(こう書くと、何となくイヤですね……)。そのせいか、今でも海よりプールのほうが好きです。しかも、流れるプールや波の出るプールなどの「邪道な」プールではなく、競泳用のプールが。あの、キラキラと輝く水面を見ると泳ぎ出さずにはいられません。そう、気分だけはまさに北島康介。魂だけは既に北京の地に飛んでいます。

 ……。さて、妄想はさておき、水泳の話ではなく、「塩素の匂い」の話でしたね。

 私の通っていたスイミングスクールは、近所とはいっても隣町にありました。ですから、小学校低学年までは、母親が車で送迎してくれていました。その屋外駐車場というか乗降場というか、そこに、スイミングスクールの排気口があったのです。巨大な建物の排気をするわけですから、排気口の大きさも尋常ではありません。駐車場からプールの入口に続く階段の壁面が、ずっと排気口なのです。幼いN少年は、いつもそこで降ろされ、階段を通りプールに向かい、「希塩素水」に浸かっていました。終わった後は、公衆電話で家に電話をし、階段を通り駐車場に向かい、晴れの日は星空を眺め、雨の日は傘を差し、排気口の前で母が迎えに来るのを待っていました。

 ですから、私にとっての「塩素」の匂いは、この記憶と結びついて、郷愁を思い起こさせるものなのです。特に夏、プールの季節になると、その郷愁は累乗的に加速されます。後になって知りましたが、匂いは、五感の中で最も記憶と密接に結びついているものなのだそうです。

 ところで、教員という生き物は、悲しい哉、このようなエピソードをふまえてお説教のような道徳のような話をついついしたくなってしまうのです。しかしそのようなことをわざわざ活字にするのも野暮ったいので、行間を読みとってください。いやいや、読みとらなくてもいいんですけど。

ちなみに、好きな匂い第2位は「夕立が来る直前の空気の匂い」、第3位は「雨の後の土の匂い」です。これなら健康的ですよね?

さて、皆さんにはどのような夏の思い出がありますか? また、これからどのような思い出を作っていくのでしょう? 夏が好きな人も、苦手な人も、全力で夏を過ごしてください!

少年(?)N

みなさん、こんにちは。

Tです。

小野学園は夏休み真っ只中です。

私は、小野学園のメルマガ「のってぃカフェ」のコラムを担当しており、学校のことはそちらの方で書いているので、このブログでは、私事を少しばかり書きたいと思います。

実は私、あまりインパクトのある顔はしていませんし、身長も低い方です。

が、幼い頃からずっと思い続け、最近とみに思うことがあるのです。

それは、よく人に顔を覚えられるということです。

お店の人によく覚えられるんです。しかも、飲食店の人によく……。

5年位前は、私はそんなに食い意地が張っているのだろうか……。と思うほどでした。

実家は茨城ですが、地元のパンやさんのおばあさん、魚屋さんのおじさん、和菓子屋さんのおばさんなど……。あと、食べ物屋さんではないですが、クリーニング屋さんのおじさんにも覚えられ、よく声をかけられました。

東京にきてからは、ステーキやさんのおねえさん、家具やさんのおじさん、お花屋さんのおじさん、飲みも食べもできるお店のおねえさんやおにいさん、など。2回くらいしか行ったことがないお店で顔を覚えられ、声をかけられたりもしました。

これを書いている今日(8月5日)は、駅の売店で雑誌を買う時、おじさんに「今日はゆっくりだね」と声をかけられました。たまに行くおすし屋さんでは、「あしたも仕事なの?」と声をかけられます。

これは、決して私が特徴ある容貌をしているからでなく、どれもこれも、相手のことを見ているからこそ起こっていることだと思うのです。

もしかしたら、私はそのお店に3回目、4回目の来訪をしないかもしれないのに、その時の私の様子、何を買っているか、いつもどのくらいの時間に行っているかなど、皆さんよく見ています。そこから、「今日は暑いですね」「疲れているみたいだね」「今日は遅いね」「明日は休みなの?」などの言葉が生まれるのです。

そして、その後会話が弾んでも、「そうなんです」の一言で会話が終わっても、これらの一言に私は「ほっと」します。

よく行く洋服やさんでは、

「好みそうな服が入荷したので、今度是非いらしてください」

初めて行った美容院では、

「湿気がすごいですが、髪の毛のことで悩みがあったらいつでもお越しください」

など書かれた葉書までもらいました。

洋服屋さんに至っては、その人が異動した先からも葉書をくれました。

考えてみれば、お客さんとお店の関係は、単に買う人、物を売る人ではないのです。個人と個人の関係の上に成り立っているのです。そこで交わされる一言が大事なのではないでしょうか。そのお店の人から一言声をかけられるから「次も買いに行こうかな」「次も食べに行こうかな」とお客さんは思うのではないでしょか。

翻って、教師と生徒の関係も同じではないかなと思います。「元気?」「がんばったね」「最近元気がないね」「何か悩んでる?」そんな一言が、両者をつなぐ基本であり、実は根幹であるような気がしてなりません。そういった日々の何気ない「一言」をこれからも大切にしていきたいと思います。(結局、職業のことにつなげて考えてしまいました)。