2008年11月アーカイブ

生活ノートの内容は本当に千差万別

『昨日母に怒られました』『寝てしまって楽しみにしていたテレビを見なかった』 

『妹とゲームをして負けてしまいました』『昨日ケーキを3つ食べました』

『数学のテスト次は期待してください』『試合に勝ちました』等

しかしときどきドッキとるす内容のものがあります。

『先生人生はつらいものですね』『何もする気にならない・・・』

『先生何かありましたか、今日1日何か変でしたよ』

『もう家に帰りたくない』『クラスで大事件が起こりました!!』

『○○が今とっても大変です。(○○って何だと思いますか?)』

『私の変化に気づいてくれましたか?』

等、暗号のような内容に戸惑う事もかなりあります。

しかし一番気になるのは携帯電話のことです。

友達とメールしました。メールを2時間しました。メールが返って来ない。メールで伝えました。等、長時間携帯電話に拘束されているようです。

何故学校で毎日会っているのにメールをするの?時間がもったいないと思わない?

そういう疑問を持つことがすでにおばさんだと生徒に言われながらも

時間の無駄! メールでなく手紙を書く! 直接言う! と叫び続けています。

生活ノートを見ることは、朝顔を洗うのと同じように生活の一部になっています。

生活ノートを読むと、生徒の心の動き、悩み、成長が本当に手に取るように分ります。『今日は特にありません』の一言に隠された生徒の本音を考えながら、これからも朝の生活ノートを日々の楽しみにしていきたいと思います。

N.Y.

私はカレーを愛する。食材を丁寧に切り、炒め合わせ、じっくりと煮込んでゆく。にんにくを忘れてはならない。

翌朝のカレーは格別だ。ぐつぐつ煮立つ鍋のふたを開けると香ばしい匂いが立ち上り、お腹がぐうと鳴る。お気に入りの器にたっぷり盛る。

な、なんとテリが出ているではないか。一口食べる。おー、なんという味わい。トマトもズッキーニもたっぷりのナスも、もはや原形をとどめない。みな渾然一体となり深いハーモニーを織り成している。見事だ。身を呈しカレーとして結晶化したのだ。偉い、偉すぎる。私はもう泣きながら頬張る。

夢中でパクつきながら、私はある思いに突き当たった。そうだ。そうなのだ。思えば私は身勝手だった。B型だからと居直った。調和ということをまるで無視して生きてきた。

すでに退職した同期の体育科U先生は、日体の徒手体操部の出身である。本校の伝統となりつつある、体育祭の“マスゲーム”を作った先生だ。徒手体操部はこのマスゲームのような演技を日々磨き、発表するクラブだという。チーム一体となり一つの美を作りあげるのだ。若き日の私は理解に苦しんだ。何が楽しいのかしらん。どこで目立てばいいというのか、と。

花には花の憂い

土には土の喜び

この詩文が心に留まり幾度も読み返したのは夏の頃だったか。草柳大蔵が旅先でこの農村詩人の書いた色紙を目にしたのは40歳になりかけの時だったという。

「人生、腰を据えて、花をつくる方の土になりなさいよ、自分が咲かせた花によく咲いてくれたと陰ながら祝杯を挙げる、それもいいもんでねぇの、という声が伝わってくる」とあった。            

来し方を振り返れば、あの頃が花であったと青春の時を思う。しかしやはりそれは澄み渡る蒼天の日々ではなかった。

月日は流れ年を重ね、目下のもの、幼いものをいとおしみ、慈しむ気持ちが強まるのも自然の摂理か。

そして、小野の子らが頭に浮かび、「土には土の喜び」という言葉とともに、最後の一匙を咀嚼する。

カレーの“ナス”になるもよし、“土の喜び”を噛み締めるもまたよし。年を取るのもいいものかもしれない。

国語科 YN

 11月15日(土)朝起きると球磨川は霧の中でした。朝食終了後、各自宅配荷物を預け、水俣へ出発です。

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 水俣環境ガイドさんの案内で、「水俣病資料館」を見学した後、ご自身の夫とお子様を水俣病で亡くされた方のお話を聞きました。
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 昼食後、汚染された海を埋め立てた広大な水俣湾埋立地(エコパーク水俣)の慰霊の碑前で環境学習をしました。
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 11月11日(火)から始まった、2008年度5年生九州修学旅行も、15日(土)で無事終了することができました。
 今回の修学旅行は「自主研修」、「班別行動」、「体験談を聞く」「歴史を自分の目で見る」等、学習体験が多いのが特徴でした。5年生は何事にも真面目に取り組み、教室の中だけ、あるいは教科書からだけでは得ることができない、貴重な体験学習をこの旅行を通して得ることができました。

2008_014 最終日は5456歩でした。

 11月14日(金)長崎最後の朝は、朝焼けの雲とともに夜が明けました。長崎ルークプラザホテルをバスで出発して、三菱重工業長崎造船所(本工場)の中に入り、建造ドックや戦艦武蔵や豪華客船「クリスタル・ハーモニー」の建造記録資料館を見学してまわりました。工場内でバスの窓ガラスが破損しましたが、安全確認の後、急遽代替えバスに乗り換えて20分遅れで次の目的地雲仙普賢岳へ向かいました。

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 今日も快晴で、雲仙普賢岳は目の前に見ることができました。雲仙岳災害記念館を見学し、「土石流被災家屋」が保存されており、生徒は土砂に埋もれた家を目の前にし、又自ら被災した説明者の話を聞き、昨日に引き続き教科書だけで勉強するのとは違った角度で実感したと感想を話していました。

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 島原港から熊本港まで定時のフェリーに乗ることができました。エビせんを餌にカモメとお友達(今週の小野学園参照)になり、生徒全員元気に熊本県人吉温泉(美人の湯)「あゆの里」旅館に到着しました。バスのガイドさんが言っていたとおりに肌がすべすべになりました。今日は移動日のため歩数は(5549歩)

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 日ごとに寒さが増してくる今日このごろですが、みなさんお元気ですか?

 寒さに負けず自転車通勤で頑張る笛吹かえるです♪

 

 実は私、これまでお茶やお花といった女性らしいたしなみとは縁のない生活を送ってきてしまいました。(○道という名のものは剣道のみ・・・)そんな私がクラスの総合学習の引率を兼ねて「茶道」を体験するチャンスに恵まれ、これを機に少しでも女性らしさを身につけようと、(たぶん生徒以上に)張り切って茶道の授業に臨みました。

 茶道はお茶室全体にテーマがあるとのこと。2回目の授業だった先日は11月に入り「炉開き」としたとのことで、秋冬のしつらえになっていました。11月は旧暦の10月(亥の月)で、昔は本格的な寒さが来る前のこの時期に暖を入れることが多かったようです。茶道では旧暦の亥の月・亥の日に、炉開きとして、夏の間使っていた「風炉(ふろ)」とよばれる置くタイプの湯沸かし釜をしまって、茶室の床にある「地炉(じろ)」に切り替えるとのこと。そのときのお菓子は亥の月にちなんで「亥子餅(いのこもち)」をいただくのだそうです。亥子餅は古典文学で名前だけは知っていましたが、本物を見るのは初めてです。ゆでた小豆に栗やごまを入れ猪に似せた和菓子で、いまではこれを作っている和菓子やさんも数が限られていて大変貴重なお菓子だとか・・・。

 茶道の楽しみは、お点前・作法のほかに、お道具、茶花、着物、お菓子などたくさんあります。先生からお茶の道具や掛け軸、お花の説明を聞きながら、静かで凛とした雰囲気の中、お茶をおいしくいただきました。「わび・さび」の心境にはまだまだですが、日本の美意識や伝統文化に触れ、改めて「日本に生まれたこと」に感謝したい気持になりました。

 一緒に体験をしたクラスの生徒たちは、生活の中で正座をする場面がないのでしょうか、ものの5分と経たないうちに、足がしびれてモゾモゾ・・・・。

それでも、自分でお茶を点て、(なかには茶せんを泡立て器のようにかき回している生徒もいましたが)、「お手前ちょうだいいたします」とお茶をいただき満足な様子でした。

 最後に先生から「とてもよくできました。みなさん見違えるほどに女の子らしくなりましたよ。」とほめていただくと、すっかりその気になった生徒たちは、「ありがとうございました」と、今まで見たことがないほどのていねいなお辞儀をして、しずしずと茶室をあとにしていきました。(気持はすっかりやまとなでしこです!!)

 11月13日(木)今日は2台のホテルのバスで長崎平和祈念公園まで移動です。

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 平和祈念像前で「長崎証言の会」の方の体験談を聞きました。A組1・2班と一緒に被爆した校舎が一部残っている城山小学校へ向かいました。

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 証言の会の方々はご高齢で、階段を登るときなどは、生徒が荷物を持ち、優しい気持ちで一緒に行動しました。午後からは班別で、事前に提出した計画通り、長崎の街を歩きながら自由行動となりました。長崎めがね橋の前で生徒と出会いました。

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 夜の班長会議では、今日の「フィールドワーク」について、様々な感想を聞くことができました。
「現在の平和って何なんだろうと考えた。」「今日は違った方向から考えることができた。」「教科書や教室で学ぶのとは違う角度から、いろいろ知ることができたのは、大変貴重な体験学習であった。」
 本当の意味の「修学」旅行となっていることが確認できた一日でした。今日の歩数(12128歩)

 11月12日(水)5年生修学旅行2日目は平戸城(1704年築城)見学からスタートしました。今日もお天気は雲一つない快晴でした。天守閣に登ると風は強かったものの見晴らしはすばらしいものでした。1609年オランダ船2隻が平戸に入港、この小さな町が外国と貿易をして多くの外国人が住んでいたことは、今では不思議な気がします。

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 平戸の町を班別に見学となりました。1702年築造された幸橋(オランダ橋)や山の上にある聖フランシスコ・ザビエル記念教会まで生徒は登っていきました。

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 昼食後、あまりの天気の良さに長崎へ直行するのをやめて、「九十九島遊覧観光船」に乗ることに変更しました。乗船するために待っていた時、お土産物屋さんのお母さんが「生徒のみなさん可愛いですね」と話しかけてきました。「髪もきれいで、化粧もしていないし、服装もきちんとしているし、高校生の時はある程度規則を守ったほうがいいですよ、とてもかわいいですよ」
「かわいい」という表現が「きちんとしている」という意味だとわかってうれしくなりました。

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 稲佐山から長崎の夜景を見ながらおやすみなさい。今日の歩数(9359歩) 

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 今日11月11日(火)から5年A組・B組の修学旅行が始まりました。羽田空港からANA245便で福岡空港まで、途中少し飛行機が揺れましたが無事到着。福岡は雲一つ無い快晴で暑いくらいです。

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 太宰府天満宮で合格を祈願し、九州国立博物館も見学して長崎県の平戸まで来ました。

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 5年生は明るく、元気がよく、挨拶もしっかりでき、一緒に旅をして有意義で楽しい時間を過ごしています。まだ旅は始まったばかりですが、明日以降、班行動や自主研修があり今から楽しみにしています。今日は長崎県平戸に宿泊です。平戸温泉で疲れをとりました。
 今日の歩数(8193歩)

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3年生は10/30から、2年生は11/7からそれぞれ3日間、福島県にあるブリティッシュヒルズに行ってきました。今では多くの学校でこの施設を利用しています。私は2年生と一緒に行ってきましたが、「なるほど」と思うことがいくつかありましたので紹介します。

Photo_4 まず、1日いるとだんだん耳が慣れてくるということです。初日にガイダンスを受けますが、英語の洪水で生徒達は相当頭が疲れたと思います。しかし翌日になるとそういう「場」に脳が慣れるのか、何となく言うことがわかり、それが普通のことになってきます。ネイテッィブ講師の言うことが自然に耳に入ってくるようになるのです。

Photo_5 今回3日間で6つのレッスンを受けましたが、すべての授業を見学して思ったことはうまく重複しているなということです。各レッスンのはじめに自己紹介を導入している授業がとても多いのです。それもだいたい「My name is〜」「I like〜」「I don't like〜」というフレーズを使ったものです。最初は弱々しくたどたどしい自己紹介だったのが、回を重ねることで、自信に満ち、堂々とした自己紹介に変わってきました。

最後に魔法のことば。それは「in English」です。生徒は講師の問いかけが高度になるとつい日本語が口から出てきます。そのとき講師の先生は必ず「in English」と優しく問いかけていました。英語で答えが出てこないから日本語で答えようとしたのに、「英語で言って」と言われるのです。すると子供達の脳がフル回転します。工夫して何とか表現しようとします。そして通じたときは本当にうれしそうです。ああ、これが場の教育なんだなとつくづく思い増した。「ここでは英語だよ」という優しく厳しいことば。このことばが子供達を成長させるのだと思いました。

教頭 長谷

こんにちは。英語科のHです。

秋が深まり、日一日と寒さが増してくる今日この頃です。「秋の食材を大いに賞味しよう」と思いきや食の安全が問われるような問題があちらこちらで聞かれると、心配しながの食材選びは楽しさが半減してしまいます。

 さて、今日は11月3日、文化の日。 学問、文化、芸術とさまざまな分野で功績を残された方々へ文化勲章が贈られました。 その功績のひとつひとつを知れば知るほど興味が湧き、自分はこんなに面白いものに今までなぜ気付かなかったのだろうと思います。 口から入る食べ物、飲み物にはいろいろ気を使いますが、大脳から入る「頭と心の食べ物」については、あまりに無神経になりがちなのです。

自分が読んだ本、聞いた話、見たこと、そういう小さな体験の積み重ねが、自分のものの感じ方、考え方そのものになると考えると体験内容は食材選びととてもよく似ていると思います。

先日、校外学習でオペラ「リゴレット」を鑑賞しました。日常生活の中でオペラは親しむ機会は少ないのですが本物に触れる素晴らしさを痛感しました。演劇ではそれぞれの登場人物が台詞という言葉で自分の心理描写を表現するところを、オペラでは歌で表現する。この難しさを「リゴレット」では四重奏で見事に表現、それぞれの登場人物の想いが歌詞によってまるで小鳥のさえずりのように柔らかく、また時には力強く滑らかに心に滑り込んでくる。イタリア語はわからずともその表現力は息をつく暇も与えないほど私を舞台に巻き込んでいきました。

また、今月11日から九州修学旅行が実施されます。今年の九州修学旅行のテーマは歴史、文化学習・災害学習・環境学習です。 この3本の柱を中心に大陸文化の玄関口として栄えた九州を体感します。修学旅行で初めての体験をし、たくさんの人々と出会い見聞を広げたいと願っています。

自分の頭と心に何を食べさせるか改めて考える良いチャンスなのかもしれません。美味しい食材に出会えることも楽しみにしています。