2009年4月アーカイブ

海と緑と空気に取り囲まれた地球、そこで私たちの祖先は生活を営んでいました。石器時代、土器時代…と考えただけでも、軽いめまいを感じるほどの遠い昔になります。遠い昔の祖先の時代から現代の私たちへ、バトンリレーを渡すように、地球上でかけがえのない個々の暮らしが受け継がれています。

ところが、人類の命は地球で育まれる、という半ば常識的なあり方が変わりつつあるように感じます。宇宙に私たちの生活空間が広がるというのが現実となりつつあるからです。人類が人工衛星を飛ばし、月に着陸し、そして火星にまで衛星を飛ばすようになりました。そして地球の周囲を物凄い高速度で周回する人工衛星の中で、人類が快適に生活できるようになってきたのです。

 まさに、今現在、日本人として初めて、若田光一宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーのフライトエンジニアとして活躍しており、6月に帰還する予定です。

 最近、知人の一人が、元宇宙飛行士の毛利衛さん(58日に、中学1〜2年生が見学に行く日本科学未来館の館長さん)と話す機会がありました。そのときに、地球と月との間にエレベーターを建設する計画が進められていると聞いたそうです。なんでも150年先の実現に向けての計画のようですが、世界中の科学者が必死になって取り組んでいるテーマだということです。

 150年先が、遠い先か、近い将来か、どちらでしょうかね。

 ただ、その現実に現代人の叡智が向かっているのは確かです。人類の生活圏は、地球から宇宙に拡大し始めているのです。私たちはそこにどのような夢と希望を描いていけるのでしょうか。地球人の感性はこれからどんどん変わっていくことでしょう。大きな大きなまだ誰も知らない夢と希望への可能性が間近に迫ってきているのです。素晴らしいではありませんか。

化学室のフラスコより

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 もし、皆さんが上にあるハンカチを使うとしたら、どちらを選びますか?どちらが「清潔」と感じますか?
 実はこの2つのハンカチはまったく同じに洗濯をしたものです。どちらも「清潔」と言えるものです。しかし、人が選ぶ時は、右のハンカチが「清潔感」があると認識します。
 この「清潔」と「清潔感」の違いを分かりやすく教えてくれたのは、4月25日(土)に開かれた、「中学生マナー講座」でした。JALアカデミーから講師の先生にご来校いただき、マナーの基本を教えていただきました。 
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 ハンカチの話し以外でも、同じように1年生が新しい「制服」を着ていても、だらしなく着るのと、きちんと姿勢良く着るのでは見る人の感じ方(清潔感)がまったく違うこと。毎朝、髪をシャンプーして洗っても、ボサボサの髪ときれいに整えてある髪では与える「清潔感」が違うこと。
 日常の多くのことが、少しの努力で輝く女性に見える「魔法」をたくさん教えていただいた有意義な60分でした。

突然ですが、南カリフォルニア大学のメーラビアン教授による「メーラビアンの法則」を知っていますか。スピーチにおける印象度や感銘度は、何によって決まるかということを分析した結果、発見した法則です。 それによると、スピーチで聴衆にもっとも影響を及ぼす要素は「見た目」だそうです。

ヘアスタイルや服装、顔の表情などの視覚に訴える部分が55%。次は声の質や話し方など、聴覚に訴える部分で37%。肝心の話の内容は、たった7%だそうです。つまり、内容がどんなによくても、視覚と聴覚に訴えないとまるで印象に残らないスピーチになってしまうそうです。

 この話は本校の研修で講師としてやってきた唐沢理恵先生から伺った話ですが、私はとても興味深く聞いておりました。人間は中身が大事で、外見はそれほど重要ではないと考えていたからです。「外見ばかり気にして」とか「外見よりも中身が大切だ」といわれて「そのとおりだ」と思っていましたが、外見の影響力がこれほど多いとは。少しショックを受けました。もちろん内面が伴わない外見だけが大切だとは思っていませんが、これからは、外見を少しは気にしていこうと考えました。

 そこで、思い立ったら即実行。

外見を変えました。ゆったりしたスーツから細身のきりっとしたスーツに変えて、髪の毛も少し短く刈って、眼鏡もフレームが少し上に上がっていて目元がすっきりと見えるものに変えて、きちんとした外見にしました。

評判は?「ダンディですね」「すてきです」「変わりましたね」といってくれた人が数名。「見ている人は見ているのだな」と感じました。

この話は学校広報にも当てはまると思います。本校は学校改革を初めて3年、教育の中身はとても充実してきたと自負しています。しかし、まだ外見(広報の方法)が上手ではないような気がします。

今年は、中身も大切にしながら、見せ方を工夫して、本校の教育活動が広く知れ渡るようにしていきたいと考えています。                   (広報M

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 4月18日(土)に1年生から6年生までの保護者の皆様にお集まりいただき、全校保護者会を開きました。
 体育館での全体保護者会に始まり、学年保護者会で諸行事の説明、各教室で学級保護者会という流れで実施いたしました。
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 子供たちは毎日学校に通い、充実した学園生活を送っておりますが、その内容が保護者の皆様に必ずしもすべて伝わっていないこともあるかと思います。今年度の保護者会においては、学校の情報をできうる限り公開し、皆様に学園のビジョンとその方向性、日々の様子などを詳しくご理解して頂けるようにいたしました。
 保護者の皆様には、多数参加していただきありがとうございました。又、今回出席できなかった保護者の皆様にも是非次回の会にはご参加くださりますようお願いいたします。

4月9日の中学・高等学校入学式で、新入生が夢と希望を持って初登校しました。入学式では、上級生の有志が、新入生を当日正門で出迎え、手作りのコサージュを胸に付けてあげて、優しく「入学おめでとう」と声をかけていました。
 また、校章を入れる箱も生徒会・有志の手作りでプレゼントしました。ある生徒は「わ〜とてもきれいな箱」と言って喜んでくれました。見ていて上級生の優しさが伝わってきました。

当日は快晴で本校の桜も満開!!

皆さんの入学を待ちかねたような美しさで入学式が終わったあと桜の木をバックにクラス集合写真を撮ったり、家族で記念写真を撮ったりして、とても晴れやかな1日となりました。
 翌日からはオリエンテーションが始まり、新入生と在校生が初対面をし、生徒会企画による上級生と新入生対話できるゲームなどをして、早く学校生活になれてもらう努力が微笑ましかったです。

 校舎見学も6年生が1年生をグループで引率し、図書館・コンピュータ室、音楽室などの場所をわかりやすく説明をしてくれました。本校は上級生が下級生の面倒を見ることやみんなで和気藹々(わきあいあい)と行事をする学校です。
1年生、4年生の皆さんは、はやく友達を作って楽しい学校生活を送ってください。(K)

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 平成21年4月、学園の新しい年が始まりました。何より新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今年は噴水の前の学校の桜も満開となり、皆さんの新しいスタートをお祝いしてくれました。
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 さて、新入生の皆さんはこの度、見事に入試に合格され、選ばれて小野学園に入学されたわけです。入学された今、皆さんはそれぞれの胸の中に、いろいろな夢や希望をたくさん持っていることと思います。その希望や夢を実現させるためには、これからの三年間、あるいは六年間、皆さん一人ひとりが、将来をどのように生きていくかをしっかりと考えて、その目的を達成することができるよう、心より願っています。

 学園の教育ビジョンは「どっちもできる女性」です。社会で生きる、家庭で生きる、両方で生きる、どんな人生を選んでも、生きていく基礎を学校で育てます。そしてそのためには「清く、正しく、美しく」行動しましょう、というものです。

 昨年から今年にかけて、世界的な経済混乱の中、厳しい環境が続いていますが、皆さんが本当に活躍される十年、二十年先の世界情勢はまた大きく変化していると思います。どんな時代になっても、どんな環境においても、たくましく、活き活きと生き抜いて行くための基礎となるすべてのことが、これから始まる学園生活において築かれていくということを忘れないでスタートしてください。

 いつどんな時、どんな所においても学園で培った心と態度を忘れずに人生に対処するならば、存在感のある女性として、又リーダーシップをとる女性として意義ある人生を築くことができると信じています。

教育には、よい環境、充実した学習目標とその内容、そして熱意ある先生方、どれも欠かすことのできない大切な要素だと思います。しかし一番大切なのは、やはり皆さんが自ら学ぶ意欲を持つことです。今日の志を忘れず、私達と一緒に、輝かしいゴールを目ざしてスタートしましょう。私達教職員一同も皆さんの意欲や熱意に応えられるように、全力を尽くして応援していきます。

 

先日、この春に大学合格をした生徒が職員室に挨拶にきてくれました。

今回はその生徒について、私が思ったことを書こうと思います。

その生徒は高校3年生のとき私よりも学校に早く来て、自習していました。そして、放課後は生徒下校時刻ギリギリまで残って勉強していました。次の日も、その次の日も、毎日、毎日です。

きっとその生徒は、帰宅後、家でも勉強していたのだと思います。

 合格できるかどうかの一つのキーポイントは、『がむしゃら』になれるかどうかなのだ…と思います。

きっと、その生徒はまわりよりも自分は勉強してるなんてそのときは思っていないのだとおもいます。ただ夢中で勉強していたのでしょう。


勉強はすればするほど、より疑問がわき自分の無知さがわかり不安になっていくものです。
(私はこんなことも知らなかったんだと…。)

がむしゃらになればなるほど、不安は増すし孤独と戦わなくてはならないのだと思います。


その不安と対峙して振り向かずに最後の最後まで走りぬいた人が合格を掴み取るのだと思います。

誰だって怖いはずです。だからこそ、その中で最後まで勉強し続けた人がほんの少しの差で合格するのだと思います。


もうすぐ授業が始まります。生徒たちには『まわりに惑わされず』、『自分のペースで』、『妥協せず』走りけることができるように毎回の授業を大切に行っていきたいと思います。

結局のところ受験するのは生徒たちなのですから。私たち教員は一緒に受験することはできないのです。

生徒に負けないくらいのモチベーションとパワーでまた1年スタートしたいと思います。

理科 N

4月に入り、いっそう春らしくなりました。

春は出会いと別れの季節です。

私は、以前とても素敵な出会いを経験しました。私が学生の頃、看護実習で持たせていただいた患者さんです。その患者さんはまだ9歳の小さな男の子でした。9歳といえば元気いっぱいの小学校3年生を想像するのですが、その子はとても重い病気を抱えていたので元気がなくて、口数も少なくコミュニケーションを図ることが難しかったのを覚えています。しかし、私はどうにかしてその男の子と仲良くなりたいと考え、1週間後に控えていた彼の10歳のお誕生日に合わせてお誕生会を計画しました。大好きなキャラクターで作ったバースデーカードをプレゼントしたところ、彼のニコッと微笑んでくれたその笑顔にはとても感動しました。また、彼には10歳になるとしたいことがありました。それは、血圧計を今までの小児用から大人用で測定することです。大人用は小児用より少し大きく作られているのですが、彼にとっては、それは自分が少し大人になったようなそんな自信につながることだったのでしょう。「血圧、大人用で測ろうね」と言うと非常に嬉しそうな表情をしていました。それから、彼は少しずつですが、いろんなことに積極的に取り組むようになりました。院内学級でのお勉強やお友達との時間など今までよりも一回り成長して見えました。

9歳の男の子が教えてくれたこと、それは、「どんな状況でも、自分自身で良くも悪くも変えられる」ということです。夢や希望を捨てたら何もかもそこで終わりなのだなぁと改めて思いました。人は人に教え、教えられながら成長していくものだと感じています。今ある自分に感謝しながら、これからも出会いを大切にしていきたいと思います。

みなさんは、どんな素敵な出会いがありましたか?

養護教諭F