2011年2月アーカイブ

今、歌謡界で「いきものかがり」というグループが人気があり、「ありがとう」「Yell」等々素晴らしい曲がテレビやラジオで流れてきています。

本校でも、学校行事の合唱コンクールで課題曲になり、全クラス練習に励んで本番当日2/19(土)に発表することになっています。

音楽の先生・担任・生徒会を中心に素晴らしい歌が聞けることでしょう。

「いきものかがり」という言葉で本校に当てはまることがもう一つあります。

それは本校の理科教育で現在、理科の先生を中心にホタルの育成(3年生)カメの飼育(陸ガメの一種のホシガメ)、メダカの飼育(生物クラブ)等などをやっています。

生き物を育てるということは、毎日のエサやり・気温・湿度の測定、水質の管理など細かい観察が必要です。

理科好きの生徒は、好奇心があり観察力を養うことで、探究心が湧き研究実績へ繋がると思います。

私達理科教員は立派な研究実績がでるように、サイエンス・ラボラトリー/SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)/サイエンス・デーなどで生徒達の手助けをして将来の研究者が出てくることを願って指導をしています。

 

世界一楽しい理科授業をする Kより

2月19日(土)、本校の合唱コンクールが行われます。3学期の始業式を皮切りに、毎日、いたる所から生徒の歌声が聞こえてきます。懸命に練習している生徒達の姿を見ていると、自分の学生時代の合唱コンクールを思い出してしまいました。

私の母校も中高一貫の女子校で、合唱コンクールは大いに盛り上がる行事でした。

私は、高校から入学したからなのか、最初は内部生のやる気にどうしてもついていけませんでした。高校時代は、バスケ一色だったので、朝練ができないことに苛立ち、放課後も部活の練習に遅れてしまうので、合唱の練習をしていても早く終わらないかなということばかり考えていました。クラスのリーダーは、最優秀賞を目指して相当意気込んでいるので、クラスに対してひたすらダメ出しです。何度も何度も同じフレーズを歌わされ、その度に私のやる気はさらになくなっていきます。しかし、リーダーが毎日頑張っている姿を見ているうちに、私の気持ちも変わってきました。こんなに頑張っている人に対して、私は自分のことしか考えておらず、いい加減な気持ちで練習をしていることに申し訳なく思ってきました。ダメ出しばかりするリーダーは、ダメ出しだけではなく、誰よりも学校に早く来て、みんなに「おはよう」と元気に挨拶をしていました。そんなことを聞いて、頑張っている人の気持ちを踏みにじることはできないなと思い、それからは気持ちをそこに集中させて練習に臨むようになりました。本番が近づくにつれ、日に日に上手くなっていき、完成に近づいている気がして本当に楽しかったように覚えています。結果も、最優秀賞がとれたこともあり、合唱があんなにも楽しいものだと感じられたのは、今でもあのリーダーのおかげだなと思っています。

学校行事は、学生のうちにしかできません。社会人になってからは、やりたくてもできない。だからこそ、勉強も大切ですが、学校行事にもっと真剣になって打ち込んで欲しい!そんなことを今回はみんなに伝えたいと思います。今、リーダーの人!なかなか思い通りにいかなくても仲間を信じて最後の追い込み頑張って下さい。先生の学生時代と同じように真剣になれない人!真剣に打ち込んでやってみないと分からない楽しさがそこにはあります。ぜひ、素直になってみんなと力を合わせて頑張ってみて下さい!

私は、この学校の合唱コンクールは初めてなので、とても楽しみにしています。各クラス、本番まであと少しですが、この1年間で培ってきた絆を合唱という形で表現してもらいたいなと思います。

理科T

クラス担任として、まもなく1年を迎えようとしています。担任として、「クラスの生徒が充実した学校生活が送れるように、まだまだ精進していかなくては!」と意気込んでいます。その一方で、生徒たちはずいぶん大人になりました。顔つきも凛々しくなり、考え方もすっかり高校生です。

例えば勉強。中学までは“テストでいい点を取るため”とか、“○○ちゃんに点数で勝ちたい”という考え方の生徒が結構いたのではないか思うのです。これは、中学からの内進生も高校から入学した生徒にも言えます。成績が良いに越したことはありませんが、これだけでは何のために勉強しているのかわかりません。

 それが高校に入ってだいぶ変わりました。「自分の志望校へ合格するため」「世の中の高校1年生には、もっともっとがんばっている人がいる」「外国人と話せる英語力を身につけたい」など、世の中や社会に目を向けて目標を設定できるようになってきたのです。それも1人2人ではなく、クラス、または学年全体にこうした意識が広まりつつあります。与えられるものを受け入れるばかりではなく、積極的にやりたいことを探し、わからなければ考え、自分から悩みを相談する。本校の掲げる14力で言いますと、「自己実現」「創造力」「マネジメント力」がずいぶん身についてきました。

 さらにはこのような例もありました。

11月の終わり頃に、高校2年次に向けての文理選択があります。その中で、次のような悩みを持つ生徒が数名いました。

        ①理系志望。志望校や学部、将来の夢もだいたい決まっている。

    ②しかし数学がとても苦手。

         ③どちらかといえば文系科目の得点率が高い。

  「理系に進みたいけど、数学が・・・・・・。」これに対して、私は次のように伝えました。「数学ができないから、夢をあきらめるの?そしたら逆に、数学さえできるようになったとしたら、(特に文系科目が得意な人は)自分の道を切り開けそうじゃないかな。」

 同じ事象でも、「○○ができないからあきらめる」のと、「○○ができたらやれるかも」では、可能性とその幅が違います。11月の終わりなら、高校2年生になるまで4ヶ月あります。その気になれば、高校1年生の復習をしっかりして、2年生に備えることもできるはず。その意味で、「よく考えて結論を出しなさい。最後に決めるのは他でもない、自分自身だから。」・・・・・・私はもちろん、教科担当者、そして何より保護者の方と長時間話し合いもしたことでしょう。その結果、悩みぬいた生徒たちは、「とにかくまず数学がんばります!」と言って、理系を選択しました。現在、合唱コンクールの練習真最中ですが、忙しいながらも数学の教科書を開き、数学検定合格を目指すなど、具体的な目標を掲げてがんばっています。

 私のクラスに限らず、生徒たちは自らの課題に取り組み、目標を見据えて努力していきます。そして進路について今から真剣に考えています。担任としては、生徒の努力が認められる環境を整え、活躍の場を一つでも多く用意していかなければなりません。その過程で、「高校生」から一歩ずつ「大人」へと歩んでいけるように見守りたい。2010年度も残りわずかですが、次年度に向けて堅く決意した私でした。

 受験生の皆様へ

受験生の皆様にとって、よき結果となるよう、心よりお祈り申し上げます。まだ受験の日程が残っている人は、ラストスパートです。つらく、がんばった受験勉強の日々を思い出して、すべてを出し切りましょう!