2011年7月アーカイブ

こんにちは、Nです。趣味は天気予報です。

  先日、とある田舎でホタルを見てきました。何百ものホタルが飛んでいる光景を見て、自分の子どもの頃を思い出しました。

 さて、今回は「悩む」ことって大切だということを、お伝えしたいと思います。

 小野学園では、各学年で進路に関するプログラムがあります。これは、自分を知って、自分の周りを知って、自分をもう一度考えるという流れになっています。皆さんは、高校入学時にⅠ類・Ⅱ類を決めます。そして、文系や理系を決めるとき、学部や学科を決めるとき、志望校を決めるときがあります。それ以外にも決めることは山ほどあります。もちろん皆さんは、決める前にはそれぞれ十分すぎるほど調べると思います。そのあとに「悩む」はずです。それぞれ自分にとっていい面も悪い面もあるため、当然「悩む」にぶち当たると思うのです。

 「悩む」ことはじっくり考えることです。悩んでいる時は、これでいいのかな…?ダメなのかな…?いいと思うのだったら何がいいのかな…?こんなデメリットもあるな…って、いろんな方向に、すごく考えます。その考えるプロセスは、とても自分を成長させるし、自分を深く知るきっかけにもなります。答えにたどり着くために、もっと行動しようと思う原動力にもなるでしょう。だからこそ、「悩む」ということを前向きにとらえて、大事にして欲しいと思います。「悩む」ということは、その先の人生においてすごく大事なことだということを、ぜひ忘れないで欲しい。

 これから生徒の皆さんは、夏休みを迎えます。じっくり悩んで、最後は覚悟を持って自分で決めて欲しいと思います。

毎日の登校は、自転車(ママチャリ)の私にとって、電車に乗るのは出張の時くらいなので興味津々、まずは、車内の中吊り広告のチェックをします。

 

先日、りんかい線の車内で、こんな広告を目にしました。

 

『仕事で泣いたこともキャリアの一部だと思う。仕事で泣ける人はきっと幸福。』

 

私も、教員という仕事に就いてもうすぐ30年、振り返れば何度泣いたことか。

 

新任の頃は、何をやっても思うように進まず、先輩の先生からご指導頂くことも度々、大学出たてで、やる気だけの空回り悔しさと・情けなさに泣きました。

 

結婚・子育ての時期は、仕事と家庭の両立に悩んだこともありました。

 

『教員はいくらでも居るけど、母親はあなただけよ。』と仕事に専念できない私に苦言を呈する先輩の言葉に悩んでいると、『先生にしかできないことがあるから辞めないで』とクラスの生徒に励まされ、声を出して泣いたこともありました。

 

 そして今年、私が6年間担当させていただいた学年が卒業を迎えました。

 

ところが3月11日の東日本大震災の影響で、12日に予定していた卒業式が延期、14日に実施したものの、交通機関のまひや余震の影響で全員の参加はできず登校した生徒だけの簡素な式となりました。

 

 被災地の方々から見れば、とても贅沢なことですが、6年間の思いや最後に伝えたいことを沢山用意していただけに『これで終わり』という思いが強く、涙無い卒業式でした。

 

 その卒業式から2ヶ月、校内で同窓会(謝恩会のやり直し)をすることになり大学の合宿や部活等で参加出来ない人以外、全員が顔をそろえてくれました。

現在の近況をそれぞれ話してくれる中で、高校生活が楽しかった・大学での生活で高校での経験が役に立った・小野学園大好き・先生有り難う。と言う言葉にまたまた、泣きました。

 

 4月から4年生の担任を任され、新入生ということもあり、まだまだお互い手探りですが、きっと同じ感動に胸を熱くしたり、ちょっとした優しさに触れたりして、また涙することと思います。

 

 私は、本当に幸せな仕事に巡り会えたのだと、実感しています。

                              家庭科 I

いよいよ7月! 本校では、ホタルの住む自然環境を学ぶため、中学2年生が群馬県川場村に校外合宿に出かけたり、高校生対象の「サイエンスラボ」が実施される等、例年のように教育実践に全職員で取り組んでいます。

さて、今年は暗いニュースが続いていますね。大震災・原発対策など、毎日あわただしい対応のようすが伝えられています。

ところで皆さんが毎日耳にする言葉に『ベクレル』が挙げられるでしょう。このベクレルとは、放射性物質の放射線を出す能力が多いか少ないかの一つの目安となる単位です。これはフランスの科学者の名前なのです。アンリ・ベクレルという人で1857年生まれです。実はこの人の10年後にキュリー夫人が同じフランスに生まれ、さらにその約10年後にはアインシュタインが生まれています。2人ともたいへん有名な科学者ですよね。いまや有名になったベクレル氏はキュリー夫人の先生でもあったそうです。

 さて、このベクレル氏、実はたいへんすばらしい業績を残した人なのです。ウランの放射能を発見しノーベル物理学賞を受賞しているのです。多くの発見がそうであるように、これも、実験の失敗のおかげで発見されたといわれています。

この発見を皮切りに、まさに革命的な科学の発展がスタートしたわけなのです。これをきっかけに、原子はどうしてできているのかという疑問に答えが出ることになったのです。キュリー夫人やアインシュタインの大先輩なのです。それほどの緯業をなした人ですから人物の名前が単位として採用されているのですね。ちなみに、『キュリー』も『アインシュタイン』も単位として採用されています。

小野学園の理科への取り組みも、将来の優れた科学者を輩出するきっかけになっているやもしれません。

                                                 理科室のフラスコ