2013年11月アーカイブ

 今年度は、中学3年生を担任させてもらい、教員7年目で初めて卒業学年を持つことができました。小野学園に勤めて2年目、今の中3が1年生の時から担任を持ち上がり、現在に至ります。中1・2・3と担任として持ち上がれたことは、とても良い経験になり、気持ちとしても学年が上がれば上がるほど、情がわくので純粋に嬉しかったです。早いもので今年度も残り4ヶ月。卒業アルバムの写真撮影や卒業に向けての事務作業などが始まり、いよいよ中学卒業かとなんだかしみじみとしてしまいました。とは言っても、本校は中高一貫なので、来年度からは高校生として接していくことになります。しかし、中学も高校も3年が節目となります。義務教育を終え、来年度から立派に高校生として振る舞えるように残り4ヶ月、色々なことを生徒に伝えていこうと思います。
 タイトルの「女子校に通うということ」について書こうと思ったのは、ちょうど担任をしている今の中学3年生と同じ時期の私が感じていたことを書こうと思い、タイトルがこのようになりました。私は、中学は公立に通っていたため、高校受験をしました。高校を選ぶ際に、特に何も考えず公立高校を第1志望、公立が落ちてしまった時のことを考えて、周りから勧められた私立の女子校を第2志望にしました。結果は、公立高校は不合格、私立高校は合格しましたが、中3の私にとっては人生が終わったと思うほど落ち込みました。公立高校を落ちて初めて、私立の女子校に3年間通うことを真剣に考えた時、公立共学育ちの自分が本当に私立の女子校でやっていけるのか、非常に不安でした。私立の女子校のイメージは、自分にとってお嬢様育ちの集団。女子ならではドロドロとした人間関係が繰り広げられている。その集団に自分が入り、友達ができるはずがないと思い込んでいましたが、入学してみて、勝手にイメージしていた女子校とは異なることが分かりました。高校でも中学と同じように、良い仲間に出会い、本当に楽しく過ごすことができました。自分では気付くことができませんでしたが、もしかすると気付かないところで、女子校だからこそ、自分のやりたいことに熱中して、伸び伸びとした良い学校生活が送れたのではないかとも思います。

今現在、担任を持たせてもらっているクラスの生徒は、中高一貫なので自分が感じた挫折をこの時期に味わうことはありませんが、中には多感な時期で色んなことを考え、悩みながらも毎日懸命にやるべきことをやりながら過ごしている生徒もいます。彼女たちを見て自分が同じ中学3年生の時に何を考えていたのかなと思い出していると、そんなエピソードを思い出してしまいました。とても大切な時期だからこそ、環境が大切であると思うので、教員として、担任として、それ以前に一人の大人として、これからも彼女たちには真摯に向き合っていきたいと思います。

 理科 M

ホタル自生室で、飼育をしている小野学園生まれのホタルが、8月に幼虫として孵化し、現在1齢~2齢幼虫として、成長をしています。今年も無事にホタルの幼虫が誕生し、安心しました。

今回は学年ごとに1つの白バットを準備し、各バット30~40匹くらいが生育しています。初めのうちは、消しゴムのカスのように小さかった幼虫も、現在では、1cmほどの長さになり、よく見えるようになりました。生徒は、昼休みに観察にきますが、見えてくると、「かわいいね~」「みんなで1つのカワニナに入って食べているね~」など、よく観察をしています。今後も多くの個体が成虫になれるように世話をしていってほしいと思います。

また、大井町自然再生観察園は、昨年の開園から1年半となります。今年の6月には、園で自然に成虫が羽化し、ホタルの夕べを開催することもできました。多くの方に来ていただき、見てもらうこともできました。

普段、大井町自然再生観察園は、毎週木曜日の13時~16時半の間、自由に入ることが出来ます。生徒による調査は、中学1年~3年生の生態環境調査委員による輪番制で、授業が終わってから生態の調査や管理を行います。

 調査項目は、気温・水温・植生状況・昆虫や生物の様子などです。特に、水温はホタルの幼虫やカワニナが生息しているため、重要です。川の上流と下流の水温を測定し、上がりすぎていないか、また水中にはどのような生物がいるかを観察します。川の中には、普段はクロメダカや大小さまざまなカワニナがおり、時期によって、おたまじゃくしやヤゴ、アメンボなどが見られます。ホタルの幼虫は隠れてしまって見えませんが、カワニナの殻があるところでは、食べているので・・・いる!と推測しながら観察しています。

植物は季節によって見頃があり、春にはウメやハナミズキ、ツツジ、川の近くにはキリンソウやカワラナデシコなど、夏にかけてはアヤメ、アジサイ、ホタルブクロ、ドクダミ・・・セミの鳴き声とキキョウやユリ、秋になるとヒガンバナ、イヌタデ、エノコログサなどと移り変わっていきます。昨年に比べると、植物数や花の数が増加しており、それに伴い昆虫の種類や鳥の飛来も変わってきているようです。

 観察後は、学校に戻って日誌の記入です。植物の変化・生物の調査をまとめます。今後のホタルの環境作りに必要なものや気づいたこと、感想などをまとめます。

 生徒の感想の中には、「久しぶりに行きましたが、いろいろな生物を見ることが出来ました。前に行ったときは、花が咲いていなかったが、今日は彼岸花がたくさん咲いていてきれいでした。」「ハナミズキの紅葉が早かったです」など、ちょっとした変化にも気づけるようになってきたようです。

 今後も飼育・観察を通して、観察力を磨きさらに探究心をもってもらいたいと感じました。

生き物大好きO

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カワニナの中に入って食べているゲンジボタルの幼虫たち(2013.11.1)

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キキョウにとまっているトンボ(大井町自然再生観察園2013.7.11)

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アカトンボ(大井町自然再生観察園2013.9.19)

今年も残すところあと2ヶ月あまりとなりました。書店に行くと来年の手帳が並び、雑誌などにも手帳術の特集が組まれています。最近は、実にさまざまな種類の手帳が出回っており、試験に合格することを目指す人向けの手帳や英語を学ぶ人向けの手帳など、テーマをもって作成されているものも多く目にします。

私もつい先日、来年の手帳を購入したばかり。実はここ数年、毎年同じタイプの手帳を使っています。それは、バーチカルタイプのもの、つまり縦に時間軸がある手帳です。それも30分単位に時間が刻まれているもので、予定の書き込みがしっかりできて便利です。基本的には仕事も私的な用事も同じ一冊の手帳に書き込んでいきます。用事のために移動時間が発生するときは、その時間も記入します。そうすることで、空いている時間が確認しやすくなり、ダブルブッキングや無理のある計画を防ぐことができます。

この手帳をプロデュースしている佐々木かをりさんによると、記入する予定は他人との約束に限らず、空き時間には「自分との約束」も書くのだそうです。「自分との約束」とは、仕事をしている人なら「企画書を書く」、「会議資料準備」といった個別の仕事内容、学生なら「○○のレポートを書く」、「単語テストの範囲の勉強」といった自主学習内容のことで、それらも時間軸に落とし込んでいくのです。提出期日のあるものなど、どのタイミングで行い、どのくらい時間がかけられるか記入してあれば目で見てわかりやすくなります。

恥ずかしながら自分はそこまで活用できていないのが現状で、スケジュール管理も完璧ではありませんが、「自分との約束」の管理ができるようになれば、もう少し時間に余裕をもって過ごせるようになれるはず...。

生徒たちを見ていても、課題の期日が守れない生徒についてはスケジュール管理ができていないのだなと思うことがあります。教室では、どんなものでもよいので手帳やメモ帳を用意し、連絡事項や翌日の持ち物、自分がしなければならないことを常に書き留めるよう話をしています。課題の期日は「先生との約束」ですが、それを守るためにいつ取り組むかという「自分との約束」を考えられるようになるといいのですね。各教科の課題、委員会や係の仕事など生徒たちも多くの「約束」があるはずですが、それらを整理して1つ1つきちんと果たしていくためには、やはり手帳などを活用して「書き留める」ということが大事です。

「自分との約束」を書くことで見えるスケジュール管理について、私自身もさらに学びながら、生徒たちに伝えていきたいと考えています。

英語科N