2015年4月アーカイブ

それなりに長く生きていると思わぬ「ご縁」に助けられることが多々あります。自分と関わりのある人を大切にすることは、結果として将来の自分を助けることにつながることになるので、まさに「情けは人の為ならず」ということわざ通りだと思っています。

長きにわたって良いお付き合いが出来るということは、損得勘定を考えずにいろいろと助け合える関係ともいえます。見返りを求めないやりとりだからこそ、「情けは人の為ならず」という諺に通じると信じています。

今年も吹奏楽部ではコンクールに向けて練習が始まりました。少子化の影響か、我が部でも部員数は減少傾向にあります。そんな中で、吹奏楽部を選んで入部した8名の侵入部員との「ご縁」は大切にしたいと思っています。コンクールメンバーの半数を新入部員が占める今年の編成はかなり厳しいものがありますが、そんな時、強い味方になってくれるのが卒業生の部員たち。「先輩、練習を見てください」という後輩の(悲痛な)叫びに毎週のごとく指導に来てれくれる卒業生たち・・・・。交通費も自己負担なのに、時には差し入れまで持ってきてくれる・・・。「いつも悪いね」と声をかけると、「そんなことないです。私たちも先輩たちにはお世話になったから・・・(笑顔)」と返事が返ってきます。そんな力強い味方が私の周りにはいてくれることは幸せなことですし、そういった「ご縁」こそ大切にしたいと思っています。

吹奏楽部は今年で創部20年。これまでも多くのみなさまに支えられて成長してきました。これからもみなさまとの「ご縁」を大切にして精進していきたいと思っています。

社会科 Y

 

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OG会と現役部員との合同演奏(今年の文化祭もお楽しみに)

2015年4月5日(土)
 小野学園女子中学校・高等学校 入学式 学校長式辞

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。今年は桜の開花が早く、校庭の桜は新しい緑の葉桜へと歩みを進めています。グランドの芝生も、春の訪れとともに、一段と緑鮮やかになって参りました。今日、この良き日に、今年も、元気な新入生を迎えることができましたことは、学園にとりまして、この上のない喜びであります。また、ご多忙の中、ご臨席をいただきましたご来賓、並びに保護者の皆さまには、学園を代表して、心より、御礼と、お祝いを申しあげます。

 小野学園は昭和7年、1932年に創立され、それ以来建学の精神である「清く」「正しく」「美しく」の教育を守り続け、83年目を迎えました。創立者、小野安之助先生は、「小野学園設立趣意書」の中で、このように言っています。「これからの女子教育は、良妻賢母の育成にとどめることなく、女性が社会に出て、自律的に生きていける力にまで、高めなくてはならない。」この言葉は、現在の私たちの社会でも、同じように通用しています。

 本日、新しくスタートをする100名の選ばれた皆さんは、多くの夢や希望をもって入学されたことと思います。皆さんは、その夢を実現させるために、是非、有意義な三年間、あるいは六年間を、自分を見失うことなく、充実した楽しい学校生活を過ごされることを願っています。

 今年度からは特に、進学指導、進路指導のさらなる充実を目標として、授業時数の大幅な増加やカリキュラムの見直しなどを行い、それぞれの個性や、特性に合った教育を用意して、各自の能力を最大限に生かせるように、教職員一同全力で、教育にあたって参ります。

 現在、世の中では、経済成長も以前に比べて上向きと報道され、未来への明るい兆しも見えてきました。しかし、急速に進むグローバル化と並行して、社会環境や政治、経済、教育、国際問題、あるいは、いつ起こるかわからない自然災害など、世界レベルで解決をしなければならない多くの問題が山積みしています。皆さんが実際に社会や家庭で活躍される十年、二十年後の社会情勢は、今よりももっと大きく変化していることと思います。どんな時代になっても、どんな環境においても、「自ら考えて、判断できる力」と、それを「表現できる力」を養い、「生きていく力」を身に付けることが、これから始まる学校生活で築かれていくことを忘れないでください。

 保護者の皆様方、本日は本当におめでとうございます。あらためてお祝い申し上げます。お子様の教育は、どんな時にも、保護者の皆様や、ご家庭のご理解とご協力があって、実を結ぶものです。このことをよくご理解いただき、ご家庭においても、お子様の成長を温かく見守ると共に、学園に対しましても、ご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。

 教育には、よい環境、充実した学習目標とその内容、そして熱意ある先生方、どれも欠かすことのできない大切な要素だと思います。しかし一番大切なのは、皆さんが、「自ら考え、自ら学び、自ら行動する」ことです。私たち教職員一同は、皆さんの意欲や熱意に応えられるように、全力を尽くします。

 最後に、これまで皆さんを愛情深く、育ててくださった保護者の皆様に、心からの感謝の気持ちを忘れないでください。本日の入学式にあたり、皆さまのこれからの活躍を期待して、学校長式辞といたします。

平成27年4月5日

小野学園女子中学・高等学校 校長 小野 時英

 

2015年3月13日(金) 
 小野学園女子中学校第68回
 小野学園女子高等学校第66回
 卒業式 学校長 式辞

 厳しいしい寒さもようやく和らぎ、校庭の桜の蕾も、春の兆しと共に、膨らみが大きくなっているように感じられます。このよき日に、ご来賓の皆様、並びに保護者や、ご家族の皆様方のご列席をいただき、小野学園女子中学校、第六十八回、小野学園女子高等学校、第六十六回の卒業式を迎えることとなりました。教職員一同、この上のない喜びであり、学園を代表して、こころよりお祝いを申し上げます。

 ただ今、99名の皆さんに、卒業証書を授与いたしました。保護者の皆様におかれましては、お子様が、本校での課程を無事修了され、本日、晴れの卒業の日を迎えることができ、大変お喜びのことと思います。高段からではございますが、心よりお祝いを申し上げますとともに、長い間、本校の教育活動に、ご理解とご協力を賜りました事を、深く感謝し、厚く御礼を申し上げます。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんと一緒に過ごした、三年間、あるいは六年間は、若さ溢れる皆さんの笑顔や、躍動感ある行動と共に、たくさんの思い出があり、語りつくすことができません。入学試験の合格発表の喜びの声に始まり、西湖での「学習習慣プログラム合宿」、中学での「沖縄修学旅行」、高校での「北海道修学旅行」も忘れることのできない、行事の一つでした。また、教科の学習はもとより、ホームルーム活動や部活動、志ら梅祭など、いろいろな学校行事を通して、友達や先生と交流を図り、多くのことを学んだことと思います。

 皆さんは、今日の卒業を機に、それぞれの新しい道に出発する日でもあります。近代教育の礎を築いた「福沢諭吉」先生は、その著書「学問のすすめ」で、「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む」と言っております。これは、人生は前に進むしかないのだということです。先ずは自分自身が、毎日の努力を怠らず、自己の目標に向けて、自らの目標を達成して初めて、周りの世界も、満足する社会となるということです。

 世の中では、経済成長も以前に比べて上向きと報道され、未来への明るい兆しも見えてきました。しかし、日本でも、世界でも、いたるところで痛ましい出来事も起きており、日本人も巻き込まれています。社会環境や政治、経済、教育、国際問題、あるいは、いつ起こるかわからない自然災害など、不透明な状況も、広がっています。皆さんは、このような環境の中で、次の新しい場所へ出発することになりました。世界的にも、これからはもっともっと「若い力」が必要な時代になってきています。言うなれば「皆さん」の時代です。世界は「皆さん」の出番を待っているのです。小野学園の教育方針でである、「清く、正しく、美しく」の教育を忘れず、将来の夢や希望に向けて一歩一歩、前進を続け、必ず「自己実現」することを期待しています。

 さて、現在日本は五年後の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて準備が進められています。学校の近くの大井ふ頭中央海浜公園が、オリンピックの「大井ホッケー競技場」となる事も決定しています。小野学園の「グランドホッケー部」は、女子高校の「部活動」として、日本で初めて創部されました。「国体」四連覇を初め、「全日本選手権」の制覇など輝かしい実績を作ってきました。今回、本校にも、オリンピックの協力要請が来ています。

 このように学園の伝統とは、多くの卒業生によって継続され、実を結び、評価されていくものだと思います。皆さんの在学中の活動の一つ一つも必ず積み重なり、後輩に引き継がれ、小野学園の「伝統」となって永遠に続いていくはずです。将来皆さんが、社会に出てからも、このことを忘れず、卒業してからも小野学園の仲間であることを、思い出してください。そして、同窓会や、志ら梅祭など、色々な行事の時には、是非学校を訪ねて来てください。その時には、一段と成長した皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

 卒業式のこのよき日に当たり、「99名の卒業生の、一人一人の、大いなる未来に、幸多かれ!」と心より祈り、学校長式辞といたします。 

 平成27年3月13日  小野学園女子中学・高等学校 校長 小野時英

こんにちは、Nです。趣味は天気予報です。 鮮やかな新緑、とても美しいですね。

 今年は新に「幼稚園ボランティア」を担当することになりました。

 女子生徒の進路希望で多いものに幼児教育があります。保育士や幼稚園の先生を目指す分野です。小野学園は幼稚園から高等学校までの総合学園です。ここをうまく連動させたのが「幼稚園ボランティア」というシステムです。

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 生徒が放課後、延長保育のお手伝いに幼稚園に伺います。そこでは、飲み物やお菓子を出すお手伝いや遊びの補助をします。生徒は、年間に10回以上参加することも出来ます。最長で、中3から4年間続けられ、園児から「先生」と呼ばれることになります。

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進路を考えるだけでなく、母親となったときのために子ども達と接することは、大変良い経験となることでしょう。

1年間しっかりサポートしたいと思います。

今年度は80名の生徒が登録しました。

いい体験をしよう!

今年度は4年生の担当になりました。入学式から2週間が経過し、生徒たちも学校生活に少しずつ慣れているのを日々感じます。

 

 4月から新年度となって、学校も大きく変化し、自習室が20時20分まで使え、留学ができるようになり、試験もコースごとに別々に作成することができるようになりました。変わったことをあげると膨大な量になってしまうので、詳しくは学校のホームページや学校案内等をご覧ください。

 

 ここで考えておきたいのがなぜ変わったのかということです。変えるにはちゃんとした理由があるはずです。例えば、今まで通り行っていて何か不都合なことが生じたり、もっと効率よくできる方法を発見したりといったことです。しかし、何かを変えることはリスクが生じます。今まで慣れていたものが変わるわけですし、初めてやることに未知数な部分もあると思います。私もバスケットボールに審判や顧問として関わっていますが、バスケットボールも今年度からルールが変わって、昨年ルールブックを読んで理解していった私にとっては戸惑ってしまう部分もあります。しかし、なぜルールが変わっていくのかを考えていくと理解できることも多くありました。大変ですが、頑張っていきたいと思います。

 

 現在、社会は日々変化し、私たちもその変化に対応しなければなりません。対応するには私たちが変化しなければなりません。変化するときになぜ変化するのか考え、そこからどのように行動するのかといった思考力、判断力を身につけていってほしいものです。

 

社会科E

先日、近年有名になってきた目黒川の桜を見に行ってきました。中目黒駅で降りて、目黒川まで5分。着いてみると両岸から川全体を覆うように桜が満開でした。噂に聞いた以上にきれいでした。

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着いて最初に感じたのは、雰囲気がおしゃれなこと。おなじみのじゃがバタの屋台も、焼きそばの屋台もなく、シートを引いて座る場所もないので、大勢の人が、シャンパングラスに入った飲み物を片手に、そぞろ歩きをしながら花見をしていました。こんな花見もいいものだなあと思いました。

また少し立ってから、洗足池の花見にも行ってきました。ここの花見はごく普通。焼きそばやお好み焼きなどの屋台があって、シートを引いて座って、弁当を食べながらお酒を飲んでいる。私もお弁当を持っていって、ベンチに座って花を見ながら、ゆっくりとした時間をすごした。こちらの花見も定番だけれども良かったと思う。

歳を取ってくると1回1回の花見が、今までより少し味わい深いものになってくるような気がする。全ての出来事が1回しかないという当たり前のことが、実感として感じられるからではないだろうか。

年度初めに当たり、「今年度も、毎日の授業や行事などを『一期一会』(その機会を生涯に一度しかないと考えて、誠実に対応すること)のつもりで、大切にしていこうと桜を見ながら考えた国語科のMでした。

  4月4日・土曜日始業式とともに、新学期がスタートしました。生徒の皆さんはもちろん、私たち教員も始業式は、いつも心地よい緊張感と共に始まります。さらに今年も多くの新任の先生も加わりました。

 

  5日・日曜日には雨花(うくわ)の中、※雨の降っている時の花入学式を迎えました。天候とは異なり、新入生の顔はみんな晴れやかで、これから始まる学校生活への意欲を感じることが出来ました。

 

 このような時に、よく使われる言葉に『初心忘れるべからず』という言葉がります。改めてその言葉の意味を調べてみました。今まで私は時間がたって慣れてしまい、当初の頃の志を忘れてしまうことの戒めいう意味を持っていると言葉だと思っていました。しかし、もともとこの言葉を残した能役者である世阿弥は、花鏡(かきょう)能芸論書に「しかれば当流に万能一徳の一句あり。 初心忘るべからず。この句、三ヶ条の口伝あり。是非とも初心忘るべからず時々の初心忘るべからず老後の初心忘るべからず。この三、よくよく口伝すべし」と書いています。この3つはそれぞれ意味合いが異なります。まず初めは、若いころに失敗したり苦労して身につけたものは忘れてはいけないその苦労が後の糧になる。次は、歳とともに積み重ねていくことが大切で、その場その場で忘れてしまうことは身につかない。最後は、年齢を重ねても新しいことにチャレンジする気持ちを忘れてはならない。このような意味合いがあるようです。

 

いずれにしても初心忘るべからず。と言う言葉を心に、今年も頑張っていきたいと思います。

家庭科 I