2015年5月アーカイブ

 環境教育の一環としてホタル飼育を始めてから、7年目になりました。おかげさまで今年も校内の研究室内では5月9日に、大井町自然再生観察園では20日に成虫が羽化し光っています。

また、昨年度に引き続き、中学生と生態環境調査クラブの生徒が中心になって管理・観察を行っていますが、この時期は1年生は1人での観察は初めてのため、2年生が教室からホタル自生研究室へ案内し、観察の仕方や手順などを教えています。

 1年前は、昆虫が苦手でなかなか観察できなかった生徒も、2年生・3年生と学年が上がり、先輩として1年生に教えている姿は、頼もしくホタルとともに成長を感じられます。

また、高校生となりホタル当番はなくなってしまったけれど、ホタルの様子が気になるので・・・と訪ねてくる生徒もいます。飼育開始の頃を改めて振り返ってみると、虫の苦手な生徒が多かったように感じました。その生徒たちもお世話することで、徐々にホタルに愛着がわき、愛情をもって接したり、次の学年に教えることで、今では虫の苦手な生徒は少なくなったように感じます。

 

 生き物なので、成虫が羽化しているときもあれば、幼虫が死んでしまっているときもあり、その日により水の様子、ホタルの様子、餌のカワニナなど変化しています。特に今年は、羽化の時期が7年間の中で一番早く、気候や気温条件などが昨年とどのように違ったのか?これからのクラブ活動内での調査研究課題ともなっています。

まだまだ、飼育でも試行錯誤の部分があり、私自身も日々生徒とともに勉強をしています。

 

最後になりましたが、大井町自然再生観察園でのホタルの夕べ(観察会)は5月30日―31日の19時30分~20時30分になります。多くのホタルの飛翔を期待しながら、今後も活動していきたいと思っています。

理科O

 少し前の話ですが、連休中に秋川へ行ってきました。八王子のインターを降り、サマーランドの脇あたりが目的地です。連休中の渋滞もあり、車で2時間弱かかりましたが、住所としては東京都あきる野市、立派(?)な都内です。さほど広くはない河川敷でしたが、バーベキューをしながら川遊びを楽しむ家族連れが多くいらっしゃいました。

 秋川は多摩川最大の支流で、とてもきれいな川です。水がきれいな場所にしか生息しないプラナリアが、川岸の石をめくるとたくさんうごめいています。切っても切ってもプラナリア。プラナリアは切ると殖えることで有名な扁形動物です。といっても多くの一般の方はご存じないため、河原で石をめくり、習字の筆でこちょこちょ(こうすると、プラナリアを傷つけることなく採取できます。)していると、「何を採っているのですか?」と大人にも子供にも聞かれ、そのたびに、「切っても切っても~」の説明をすることになりました。

 水がきれいかどうかの指標になる生物といえば、ホタルの幼虫の餌となるカワニナも有名です。プラナリアのすむ秋川にはカワニナも多くいましたので、おそらくもう少しするとあの場所にはホタルが飛ぶのではないでしょうか。都内にもホタルが自生できる環境があることを知り、近場の自然を満喫できたGWでした。

 さて、連休明けの学校では、中学生のホタル当番のお世話のもと、例年より少し早いホタルの羽化がありました。

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 「自然」とは、ヒトの手の入っていない原生林のこととは限りません。古く日本の里山では、ヒトが手を入れるからこそ、多様な生物が生きていました。新しい形のヒトと自然の共生が「ビオトープ」なのでしょう。

 もうまもなく、品川区内でビオトープを舞うホタルが見られます。今から楽しみです。

(理科S)

 生態環境調査クラブやバルーンアートクラブなど文化部に特徴的な部活が多く活動も活発に行われている小野学園中・高ですが、それに負けないくらい運動部も熱心に日々活動を行っています。

 少しかたい話をしますが、教育基本法に部活動は、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること(一部抜粋)、と書かれています。

 つまりこれは、部活動は課外活動でありながら、学校教育の一部を担う重要な活動であるという考えが法律にも明記されていることを意味しています。部活動と学力の向上に関しては直接関係ないようにも思われますが、体を動かすことによって体が鍛えられ体力がつくと同時に、勉強で疲れた頭をリラックスさせることができ学業にも前向きに取り組めるようになるのではないかと思います。

 さて、私が顧問をしているテニス部ですが新入部員を数名迎えいろいろな所で変化をしようとしています。ここで全てを伝えることはできませんが、分かりやすい部分として学校内での成果や実績で一喜一憂するのではなく練習試合や大会など積極的に外部に出て行こうとしています。また、楽しくできれば負けてもいいやではなく、楽しい中にも厳しさを持ち勝負に勝つことを目標にして練習や試合に取り組めるようにしようとしています。

 そしてこの変化というのは部活内だけでなく学校生活全般においても大きな影響を与えていくのではないかと思います。もちろんすぐには大きくは変われないと思いますが時間をかけて小さな変化を積み重ねて大きな変化にしていきたいと思っております。

写真(鈴木哲担当分).JPG

数学科S