2015年9月アーカイブ

8月6日~8日の二泊三日にて、中学1年生~3年生の23名の希望者が、福島県にある英語研修施設「ブリティッシュヒルズ」に行ってきました。まるでイギリスに滞在しているかのごとく、"パスポートのいらない英国留学"を楽しく体験してきました。

スタッフはほとんどがネイティブスピーカーで、滞在中は英語のシャワーを浴びながら様々な英語レッスンを受講しました。レッスンは会話レッスンをベースに、クッキング・ダンス・ゲーム・オリエンテーリングなど、体験型学習を楽しみました。生徒達は「ここに住みたい、帰りたくない、来年も参加したい!」とブリティッシュヒルズを泣く泣くあとにしました。

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今年も無事にサイエンスオープンキャンパスが終了しました。

サイエンスオープンキャンパス(以下、SOC)は、中学受験生を対象に、本校の生徒が先生役となって理科実験を行い、学校の雰囲気を知ってもらうというイベントです。

このSOCも8年目の開催となり、私は小野学園で働き始めて6年目なので、今年で6回目の経験となりました。

最初は、どんなものなのかよく分かりませんでしたが、このSOCで文系の生徒が先生役を経験することで理科に興味を持ち、志望する進路を理系へと変更し、猛勉強して中央大学へ入学したことがあると聞き、受験生を対象に行うイベントでも在校生にこれだけの影響を与えられる機会であることを知りました。

おそらく、私はまだ指導者としてそこまでの影響を与えられていませんが、毎年、SOCの指導をする際に心がけていることが2つあります。それは、受験生に満足して帰ってもらうこと、もう一つは、在校生に何かしらの学びがあるようにということです。

その学びは、

・人前に立って話をすることの難しさを実体験で知る

・反応の原理を小学生に理解してもらえるレベルまで詳しく調べることで、理科の面白さを知る

・人に教え、それで喜んでもらえることの楽しさ

・おもてなしの心

・自分にできる仕事を見つけて動く

など、挙げていくときりがない程、沢山あります。

今年のSOCでは、在校生は何を学んでくれたでしょうか。

私は理科教員なので、理科実験の監修をするのですが、毎年、担当の生徒にSOCで行う実験を体験してもらうところからスタートし、この実験を小学生に楽しく分かりやすく伝えられるように工夫をして下さいと生徒へ投げます。

最初は、まだイメージができずにぼんやりとしているので、生徒も本気モードではありません。そこは、どう進めていくのか提案するなどサポートしますが、なんとか形にしておいでと言い、1回目のリハーサルをすると、完成度の低さに気づき、そこからようやく上級生が焦り出します。大体の生徒は、ここで火がつき、本気モードになっていきます。それに合わせて、指導する教員たちも要求を少しずつ上げていきます。

時に実験の内容は、高校レベルを超え、大学で学ぶ内容です。その難しい反応の原理を詳しく調べ、それを小学生に伝わりやすいように彼女たちなりにまとめていきます。何度も色んな教員からアドバイスを受け、その都度改善をして、ようやく完成となりますが、内容の完成とそれを分かりやすく話せるかとはまた別の話です。生徒は、人前で話す内容を台本にします。台本をいかに見ないで話せるか。ここも何度も練習をします。

夏休み期間中にも何日か登校して練習し、本番1週間前は毎日何時間も練習し、リハーサルを重ねます。

ようやく本番を迎えるわけですが、最初は上手く喋れなかった生徒が上手に喋っている姿を見ると、本当に良く頑張ったなと感動します。

最後は、生徒によく頑張りましたねと終わりますが、私自身は小学生のアンケート結果が気になります。今年も少しドキドキしながら見ると、小学生もその保護者も大変満足してくれたようで一安心です。他校のオープンキャンパスと比較して書いてもらったアンケートでは、他校では、その学校の教員が授業をし、アシスタントとして在校生が参加することはあっても、ここまで在校生が主体となってやっている学校はなかったので本校の取り組みに驚き、内容的にも本格的な理科実験で大変満足したと書かれていました。このイベントは、正直、生徒も教員もヘトヘトになりますが、生徒のやってやったぞという表情や来てくれた方が満足して帰ってくれる姿を見ると、また来年も頑張って生徒を指導しようと思います。

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