2016年11月アーカイブ

こんにちは、ドラすけです。
2年前から小野学園には放送部ができ、今はその顧問をしています。

と言っても実はその前は放送委員会という名前で活動をしていました。
このときは各クラスから委員の生徒がいたので、人数の確保には苦労しなかったのですが、部活動となったときは人数が集まるのか不安でした。

それでも何とか人数は格好がつく程度には集まり、何とか活動を維持することはできました。
しかし、以前から校内の活動に限定していたので、生徒達の動きに限界がありました。

そこで今年から思い切って外の大会に出ることにしました。
まずは6月のNHK杯の放送コンテスト。
ここに高校3年生の2名を連れて行って参加しました。
自分にとっても初めてのことなので、まずどういうものなのか雰囲気をつかもうとすることが目的でした。

その中で驚いたのは各学校ともすばらしい発表をしていたことでした。
もちろん小野学園から参加した2名もとても頑張ってよい発表をしてくれました。
放送というと内輪の活動で終わってしまうものだとばかり思っていましたが根底から覆りました。

ぜひこの活動を他の部員にも見せたい!

そんな気持ちから9月の東京都高等学校文化祭には高校2年生以下全員を参加させることにしました。
目標は賞を取ることではありません。
まずは外の世界を見て、今後の活動に影響させてもらいたかったのです。

早速、各学校の朗読やアナウンスの発表が始まりました。
甘い気持ちで大会に参加した部員達はあまりにもガチな内容に驚いた様子でした。
それでも後半には、すでに発表の終わった部員が他の部員の練習の面倒を見るなどお互いの動きが明らかに変わってきました。

そして各自が講評をもらって読んだときの落胆と喜び。
今回の経験はきっとこの部員達によい影響が残ると確信しました。

いよいよ今年度も活動は後半戦。
やがてはこの活動が先輩から後輩に受け継がれ、いつか誰かが賞をもらうことができたらもっと成長できると思います。
そんな日を楽しみにしています。

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 ずっと昔、教科書にラスコー洞窟の壁画のことが出ていた。2万年前のクロマニョン人が描いたすばらしい洞窟壁画の話。実際自分の目で見ることができたらどんなに素敵なことだろうと思っていたが、ラスコーはフランスなので、おいそれと見に行くことができない。忘れかけていた今年、国立科学博物館が「ラスコー展」(2016111日~2017219日)を開催するという、早速見てきた。

 壁画は、最新テクノロジーを駆使して1ミリ以下の精度で復元されていた。色遣いといい造形の美しさといい言葉にならない迫力で見るものに迫ってきた。その他、暗闇を照らすランプ、世界初公開の顔料、美しい毛並みが表現されたバイソン、小さなビーナスなど展示品もこれが2万年前の人が作った物なのかと疑うほど精巧で美しい物だった。ぜひ体感してみてください。                                【kyou】

私が今まで教わった教員で大事な方(必ずしも好きであるとか、良い教員であったとかいう意味ではありません。勿論悪い教員ではありませんでしたが...)が2人いらっしゃいます。

1人は小学校5年生のときの担任です。私は小学校のとき算数が大の苦手で、成績も良くありませんでした。然しその先生は、「あなたは算数の力があるのだから努力するのよ」とおっしゃって下さいました。普通ならそんなに気にしないのでしょうが、単純な私は、何となく彼女の言葉が心に残りました。でも相変わらず算数は苦手、嫌いでした。

そんな私は小学校を卒業したとき、中学での勉強、特に数学に大変不安を感じていました。自分は中学生になったら絶対クラスでビリになるとさえ思っていました。偶然隣の家のお姉さんが中学校を卒業して、恐らくは処理するのが面倒だっただけなのでしょうが、私に彼女の中学時代の教科書をくれました。中学の勉強に不安があったので、数学は教科書を見て自分で問題を解きました。それが功を奏したのか中学に入学して数学の授業はよく理解出来て、初めての中間試験は満点でした。そのとき、小学校のときのその担任の先生の言葉を思い出しました。

それからは数学が大好きになり、得意になりました。中2のとき、数学の教員になりたいと思うようになりました。そして、私は大学、大学院で数学を専攻し、数学の教員になりました。彼女の言葉がなければ今の私はなかったでしょう。

もう1人は中学時代の音楽の先生でした。彼女は「クラシック音楽を聴いて感想文を書く」ことを夏休みの宿題に出しました。当時の私はクラシック音楽が何であるかも知らないような無知な中学生でしたので、母に尋ねたところ、「ベートーベンとかモーツァルトの音楽で、NHKの名曲アルバムで放送している」と言うので、聴いてみました。今でも鮮烈に覚えていますが、ハイドンの弦楽四重奏曲"ひばり"の第1楽章でした。あまりの素晴らしさにすぐに大好きになりました。グリーグのノルゥエー舞曲、シューマンの子供の情景、ヘンデルの水上の音楽...など私を魅了した作品は今でも私のお気に入りです。そのときに書いた感想文をその先生はとても強く褒めて下さり、文化祭のときに展示までして下さいました。

それもあって、それからはクラシック音楽にのめりこむようになり、今ではそれなしではいられないほどです。クラシック音楽を聴くようになってからドイツに興味を持つようになり、随分長くドイツ語を習いました。ドイツの文化にも触れ、また多くの素晴らしい方とも出会えたのは幸いでした。こうした素晴らしい文化と出会えたのはひとえにその先生のおかげで、感謝の念に堪えません。              

このお二方は、正直に言えば、生徒からはあまり好かれてはいませんでしたが、私にとっては彼女たちとの出会いがなければ今の自分はないという意味で、重要な恩師です。そしてお二方との出会いは自分にとって極めて大切なものです。私も生徒たちにそのように思われる存在でありたいと思っています。                  数学科 H.T