2016年12月アーカイブ

最近、仕事と生活のバランスをどのようにとるのかと言う話題をよく聞くことがあります。

ニュースでは、大手の広告代理店の過剰労働による自殺、働きすぎによる疾患など、ワークにウエイトを置いた情報が多く報道されています。

その反対に、自分の時間や趣味を大切にしたいので、と言った理由からフリーターを選択している人もいるようです。

先日、私が応援しているF1レーサーが突然引退を発表しました。

彼は今年、初のワールド・チャンピオンを獲得した矢先の引退発表でした。

私も来シーズンは、鈴鹿で観戦したいなと思っていたので、かなりのショックでした。

しかし、彼の引退の言葉の中には、『すべてを犠牲にして戦ってきた、家族との時間を大切にしたい』と書いてありました。

現在のF1は、最速350km/hの速さで競っています、ちょっとした操作ミスやレースバトルで、死と隣合わせの戦いです。

モータースポーツファンにとっては、そこが見どころなのですがレーサーやその家族にとっては、どれほど大変なことなのかは想像以上だと思います。

レーサーになっている人たちが、インタビューで良く口にする言葉に『レースバトルが大好き』と言っています。これは彼らが仕事としてだけではなく、大好きな趣味や楽しみにも近いものに携わってるということを意味しているように思います。

彼はワールド・チャンピオンになるという目標を掲げ、レースを戦うということは、楽しさから離れて仕事で成果を出すという目的のためにレースに出場することになってしまったのではないのでしょうか?

人の気持ち、モチベーションはどんなに厳しい仕事でも、それを楽しいと感じていると、周りから見てとても、大変なことをしていても当事者は苦痛と思いません、けれど、ひとたび『なぜしなければいけないの、ほかにしたいことがあるのに、時間が無駄、頑張らなければ』と思った段階で、疲労やストレスとなってしまうのではないのでしょうか?

もちろん、ニュースなどで報じられているハードワークにあたる事件が、それに該当しているとは思いませんが・・・

私たち教員も、生徒との時間が楽しい一緒に学びたいという気持ちが強ければ、生活の一部になってきます。夏休みなど長期の休業に入ると、生活リズムが崩れてかえって体調不良になってしまうこともあります。

すべての人に与えられた、唯一の平等は時間です。1日24時間をワークライフバランスを考えて過ごすことは、単純にワークとライフを2で÷のではなく、どちらも楽しめるとバランスが取れるのかなと、私は考えています。  <あくまでも私の考えですが・・・・>

これから進路を決定する皆さん、長い人生を意義のある楽しいものにするために、心も体もしっかり鍛えてくださいね。本当の楽しさは苦労しないと味わえないのも事実ですから・・・

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