2017年2月アーカイブ

我が家には、2歳半になるおしゃべりな女の子がいます。彼女は、おしゃべりが得意で3歳半ぐらいの子であれば、口では負けないほどの日本語を習得しています。体は(遺伝的に考えても)小さいのですが、言葉を身に付けるのは早かった方だと思います。

そんな彼女が生まれた時は、この子はどこか異常があるのではないかと思うほど、ずっと泣いていました。とにかく抱いていなければ、お許しが頂けませんでした。また、赤ちゃんは寝る方法も知らないようで上手く寝ることも出来ないようです。親はなかなか寝かせて貰えません。ボロボロになりながら赤ちゃんを抱っこし、ようやく寝てくれたと思い、ベビーベットにそっと寝かせようものなら、泣き叫ぶ。彼女の背中には泣き叫ぶスイッチが付いていました。決して置いてはならない、本当に何かの爆弾かと思ったほどです。このように我が子の0歳の子育ては大変なものでした。

恐らく初めての子育てというのは、親も初めてなので上手く出来なかったということもあるのかもしれませんが、本当に良く泣いていました。私は、まだ33歳とまだまだ若輩者ではありますが、一般的にはそれなりの精神修行も積み、体力の衰えはあるものの忍耐力、精神力は貧弱な方ではないと思ってきました。しかし、いざ24時間置いてはならない我が子を目の前にして、いわゆるニュースで流れる幼児虐待を現実として起こりうるなと思ってしまったのです。子育ての経験がない時には、なぜそんなことが起こるのか全く理解出来ませんでした。子供が欲しくて産んでおいて、無抵抗な子供に対して虐待をするなんて、大人になりきれていない未熟な人間がすることで、身勝手も甚だしいと思っていたからです。もちろん今も虐待は絶対に許されない卑劣な行為だと思っています。

現代の子育ては、昔に比べて家族構成が少ないため子育てにかけられる人手や人の目が少ないのが現状で、子育てを孤独と感じる母親は多いと思います。私自身、夫も私の母も手伝ってくれましたが、やはり日中は自分と子供と2人なので、孤独を感じていた程です。幼い命を守る責任感からくるプレッシャーや誰も頼れない状況、産後の体調など、色々な要素が組み合わさって、そういった精神状態になっているのだと思います。これが産後うつというものなのかもしれません。これは、泣き叫ぶ赤ちゃんから24時間離れることのできない2人だけの環境で過ごした母親だけが感じる感覚だと思います。

しかし、同じ月齢の赤ちゃんを見てみると、本当にこれが同じ人間の赤ちゃんか?と思うほど、大人しくてずっと寝ている赤ちゃんもいました。なんて親思いの良い子なんだと思いました。もちろん自分が見ていないタイミングで泣いているのだとは思いますが、我が子がとにかく泣く子だったので、信じられませんでした。

今、2歳半になったおしゃべりな娘を見ていると、彼女が良く泣き叫んでいたのは、きっとおしゃべりしていたんだなと思います。言葉が話せない代わりに彼女の中で訴えたいものを泣き叫ぶという方法で表現していたのだと思います。今はとにかく喋り続けています。今では嘘も覚えました。2歳半でも嘘がつけるのかと勉強になります。

0歳児の子育ては、自分自身が良く生き延びたなというのが本音ですが、終わってしまえば、あっという間の出来事でした。こうした経験から個性を考えてみると、ある時期には世間から否定されることがあっても、どこで芽がでるか分からないからこそ、一人ひとりの個性を大切にしなければならないなと改めて感じることができました。

 先日、電子黒板のプレゼンテーションがありました。本校には数年前に導入した電子黒板が数台ありますが、使用する先生が毎回教室まで持ち込んで配線、PCの立ち上げをしてから授業をおこなっています。授業準備に相当の時間を割くことになるので教諭の負担が多く、タブレットとの連携がとれないためなかなか効率のよい授業が展開されていないのが現状です。また、今の機能だと使用する必要性のない教科もあり、あまり発展的な授業や参加型の授業が展開されていません。今回の提案は数年前CEATEC JAPAN(幕張メッセで開催されるアジア最大級の規模を誇るIT技術の国際展示会)や教育ITソリューションで見たことのある機能が進化し、たくさん盛り込まれていりました。一番の魅力は教諭の負担が大きく減るところです。電子教科書に必要事項を書き込み、全生徒に配信できる機能や教科書・資料・写真などを持ち込んで書画カメラで取り込み、そのまま書き込み・配信ができる機能もありました。今まではスキャンしたデータを毎回貼り付けて加工していた作業がなくなり大幅な時間短縮になります。また、体育の授業では跳び箱を跳ぶ動作を録画して書き込むことができる機能もありました。板書する時間などの短縮により、参加型でなおかつ協働的な学びが展開されることが期待できます。まだ採用される日は決まっていませんが、楽しみが1つ増えました。

体育科 F

ガーデニングクラブで「蘭の花を育てる運動」に参加するようになって2年目になります。「蘭の花を育てる運動」とは、毎年東京ドームで開催されている世界らん展の取り組みの一つで、学校などの団体がランの栽培を通して、自然を大切にする心を育むというものです。観察記録や育てたランは会場のそのコーナーに展示されます。

10月下旬に開催事務局からランの株をいただき、2月の展示会に向けて世話をしていきます。顧問である私もそれまでランを育てた経験はなく、教えていただきながら生徒たちとともに取り組んでいます。

初めて参加した昨年は、暖かい教室で栽培を始め、早くも11月には花が咲きました。2月の展示まで花をもたせるため、置き場所を移動させるなどしてなんとか調整しました。その教訓から、今年は少し涼しめの場所に置いて、栽培を始めました。花が咲かないまま年を越し、年が明けてから日がよく当たる暖かい教室のほうへ移動したところ、順調に芽が伸び、花が咲いてくれました。今年はちょうど見頃に展示することができたのではないかと思います。昨年育てたランも再び芽を出して咲いてくれて、感慨深いものがありました。世話をしているランがやっと咲いた時は生徒たちも喜んでいる様子で、普段口数の多くないある生徒が少し興奮気味で「咲きましたよ!」と報告してくれてこちらも嬉しくなりました。

先日、高校一年生2人と一緒に会場に展示するランを無事搬入してきました。準備の続く会場内の熱気を肌で感じ、らん展への期待が高まりました。今年も温度や環境に素直に反応をくれるランから多くのことを学ばせてもらったと感じます。

なお、世界らん展2017は本日より217()まで東京ドームにて開催されています。多くの方にご覧いただければ幸いです。

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