2017年6月アーカイブ

 5月24日、台湾から中学生の方々が本校にいらして下さいました。中3生と英語同好会、折紙インターナショナルクラブが中心となり、マンガや日本語ミニレッスン、折紙、ゲームなど、日本的なものを紹介しながら一緒に楽しむイベントとなりました。
 その数日後、今度は台湾の受け入れをした中3生が修学旅行でシンガポール・マレーシアに行き、シンガポールではホームステイ、マレーシアでは、学校訪問とホームビジットという体験をしました。
 数日のうちに、台湾からいらした方々を「受け入れ」、シンガポール・マレーシアでは逆の立場となって温かな「歓迎を受ける」という貴重な体験をすることができました。
 特にマレーシアの学校訪問では多民族国家というお国柄、マレーやインドの民族舞踊やクラフト教室など、マレーシア独自の文化紹介があり、私達を興味深く楽しませて下さいました。
 「受け入れ」の際は上手くコミュニケーションが取れなかった生徒も、逆の立場になり訪問先から温かく迎え入れてもらい、色々と感慨深く勉強になったことと思います。
 外国から日本にいらっしゃるお客様がますます増える今日この頃、自国の文化を紹介したり、おもてなしをする大切さを生徒達も身を以て学ぶことができたような気がします。国際人として、日本人として、これから成長していく生徒達に大いに期待したいと思います。

英語科H

梅雨に入り、雨の日が続きますが、ときおり雲間から覗く陽射しは強く、夏が近づいてきていることを感じます。

さて、このような時候の挨拶は、日本人なら誰でも聞いたこと、あるいは読んだことがあるかと思います。スマートフォンやSNSの普及により、手紙のやりとりが少なくなった現代ですが、このような季節を感じさせる挨拶は今でも残っています。

先日、生徒に授業で二十四節季と七十二候の話をしました。生徒も「立春」「立秋」、「夏至」「冬至」など世間で話題になるものは知っているようでしたが、それ以外のものは初めて聞いたといった様子でした。本日621日は「夏至」ですが、そのひとつ前の節季を御存じでしょうか。65日~20日前後の季節を「芒種」といいます。「芒種」とは稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃のことをさします。生徒からすれば「地味」で「よくわからない」節季だと思います。しかし、これは日本人が四季とともに稲を育て米を食していたことを強く感じられる節季です。

都会に住み、日夜建物の中で過ごすことの多い私たちでも、暦を通して季節を感じることができます。それはとても素敵なことではないでしょうか。日本のこまやかな季節の変化を暦とともに感じていきたいと思う日々です。

国語科H

今週末、17日(土)は体育祭です。今日はその練習の様子を少し紹介したいと思います。

小野学園の体育祭の色分けは赤組、白組、緑組の三色です。例年、色分けは全校縦割りでした。しかし今年は、より一層クラスの団結を高めること、学年を超えた関わりを深めることを目標に、クラスごとに色分けをすることになりました。さらに、応援合戦が種目別の一つとして、得点が加算されることになりました。各色、応援団長を中心に例年以上に練習に熱が入っています。

応援合戦は全校生徒が参加します。全員が揃ってできる時間は早朝しかありません。遠方から通学している生徒も多い小野学園ですが、そこはみんな協力して30分以上早く登校して練習です。応援歌を覚えて、踊って、みんな本当によく頑張っています。

体育の授業では、個人種目の練習も行われています。徒競走などの個人種目のほか、毎年新企画の学年種目も見どころです。6年生は伝統のマスゲームの練習に力が入ります。先輩たちを目指して、先輩たちより立派な技を発表したいと日中のグラウンドで汗を流す姿は、胸を打ちます。

さて、体育祭は明後日です。お天気はどうやら大丈夫そうなので一安心。これまで頑張ってきたみんなの練習がどういう形に仕上がるのか、とても楽しみです。

6月5日(月)から3週間の予定で教育実習生が来ています。

大学で国語の教員をめざして大学では勉学に励み、その最終仕上げとしての教育実習です。

彼女は中高6年間、小野学園で学び、吹奏楽部に所属していました。中1の頃はまだ幼さの残る小さな女の子でした。初めて高校生と一緒にコンクールに参加した後はメキメキと上達し、高2では吹奏楽部初の「金賞」受賞の大きな原動力となりました。

そんな彼女から「将来は教員になりたい」と聞いたときは、とても嬉しく思ったことを覚えています。「先生なんて大変な仕事」「絶対先生にだけはなりたくない」などという生徒の声を聞くたびに、私は複雑な思いでいました。たしかに思春期の女子を相手にするわけですから、授業以外にもいろいろ苦労は絶えませんが、「未来につながる人を育てる大事な仕事」だと思っています。そんな教育の道を選んだ卒業生がいたことで、教員の道を選んだこと、その道を今まで歩んできたことに、私自身が勇気をもらったような気がしました。授業案作成、担任業務の仕事、授業見学と毎日が忙しく、寝る時間もないほど授業研究をやっていることとは思いますが、「こんな先生になりたい」という理想や熱い思いを大切に頑張ってほしいと思います。

彼女が一人前の教員として教壇に立てる日が来ますよう、心より応援しています。

笛吹きカエル