障害者スポーツに携わって

先日、縁あって障害者水泳大会の競技役員を経験しました。障害者教育の知識がなく、今まで関わるきっかけもなく、正直なところ悪い言い方ですが、縁遠いところがありここまで来てしまったのが現状です。
2020年東京五輪が決まって以降、日本が"東京2020"のために大きく変わりつつあると同時に、私自身も少し意識が変わってきたのかもしれません。ルール上の不安があったものの、専門知識を持ったアドバイザーが補助についてくれることもあり、勉強のためにお手伝いをすることになりました。病気や怪我、または先天的に肢体が不自由であったり、欠損していたり、事情は様々ですが、細かくレベル分けされてレースが行われます。そのために障害の「クラス分け」をする部署があること、資格者が存在することを知りました。クラスはS・SB・SMがそれぞれ1~14に分かれており、数字が若いほど障害が重く、11~14(15・21まであり)は視覚・聴覚・知的障害別となっていました。クラス分けを覚えるまでに時間がかかりました。その他スタートの仕方、ゴールの仕方、それを補助するコーチやボランティアの方々・・・ここには書ききれないたくさんのことを初めて知ったり、覚えたり・・・。まったくの勉強不足の状態で臨んだ自分を恥じたしだいです。しかし、もっとも衝撃を受けたことは、選手の競技に対する姿勢です。体が不自由でも自分のできることを一生懸命やる。たぶん今回の大会にエントリーしてきた選手は、"東京2020"という目標を目指して臨んでいるのでしょう。いろいろな意味でパワーが違いました。
五体満足、健康であることが当たり前の私達。小さなことでくよくよしたり、怠けたり、不平不満を口にしたり・・・つまらない時間の過ごし方はもったいないと思いました。今回の経験から得たことを、生徒にどのように伝えるかが今後の私の課題。前向きに!もっともっと頑張れる!そう言いたくなった経験でした。 体育科K