2017年10月アーカイブ

 社会科Eです。私は本校で防災・防犯訓練の担当となって3年目となりました。そんな中、江東区にある「そなエリア東京」を訪問する機会がありました。「そなエリア東京」は国の災害応急対策の拠点として整備された6.7haの国営公園、6.5haの都立公園の計13.2haの広域防災公園の中にある防災体験学習施設です。私は「東京直下72h TOUR」を体験しました。

 まず11人にタブレットが配布され、冬の18時に震災が起こったときに施設内にある街を移動し、「外出先で地震にあったら? 」「自分の住むまちで地震にあったら? 」という2つのシナリオで建物ごとにタブレットのクイズに答えていきます。答えた後はその建物で想定されることが動画で流されました。

そして、再現された避難場所へ移動し、起震機による揺れの体験や避難所での状況を動画でみる体験を行いました。さらにガイドさんによる壁のグラフィックを使いながら津波の説明がありました。

最後に映画「シン・ゴジラ」に使用された現地災害対策本部をのぞき、中学生と小学生の兄弟がお台場へ出かけているときに地震にあうドラマを鑑賞しました。

この体験を通じて、私自身も改めていつ大きな地震がおこっても冷静に対応しなければいけないこと、そのためには普段からの心がけが重要であることを認識させられました。「家の食事は何日間用意していますか?」「避難用の持ち物をまとめていますか?」という質問に対して、どのように答えますか?ガイドさんはカバンに簡易ペンライトを常に身につけているというお話もありました。日々、訓練等を通じて、生徒たちへの伝達を行っていますが、校内だけでなく、いつどこで起こっても大丈夫なように防災・防犯のことを考えていきたいと思います。

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 皆さんは普段使っているカタカナの言葉に注目したことがありますか?その多くは、英語をもとに作られたものですが、その一つ一つを調べてみると結構色んな勉強になるのです。

 例えば、いつも皆さんが使っているコンセント。実は、英語ではoutletと言います。

 Where are the outlets? (コンセントはどこ?)

 日本語の「コンセント」は、明治時代に使われていた電気製品の名前に由来するとのことです(国立国語研究所『よくある「ことば」の質問』より)。「コンセント」と同じような発音の英単語としてconsentがありますが、それは「合意」という意味を持つので、コンセントを探すシーンで使っても、全く通じないですね!

 なお、consent(合意)の派生語としてconsensusがあります。それは、今日ニュースや新聞などでよく見かける「コンセンサス」として日本語でも使われていますね。これは「複数の人による合意」を意味します。例えば、「この政策を進めるにあたって、国民のコンセンサスを得る必要がある」などと使われます。

 このように、『「コンセント」を英語で何て言うのかな?』という疑問を出発点にして、様々なことを学ぶことができます。皆さんも、普段何気なく使っているカタカナの言葉を調べてみて、知識の探求を楽しんでみてください。

小林 翠(英語科)

 秋の装いが深まって、いよいよ実りの秋を迎えています。秋は収穫物を集める時、つまり、有秋の情景に彩られた嬉しくも哀しい時と言えます。こうした季節の移ろいは、私たちの人生の有為転変の象徴として語られることも多く、四季の微妙な移り変わりを自然の色彩と同時に、心情を語り伝える言葉として表現されています。また、季節は巡ってくるとも考えらえていますが、それは自然界が有する圧倒的で不可思議な再生の力に対する私たち人間の畏怖と憧憬であるとも考えられます。
 さて、私たちは何事かを為さんとするとき、目標達成に向けての緻密な計画とともに成就のための強い意志と粘り強い集中力、そして不断の努力こそが成功のカギであることは疑いようのないことです。また、「継続は力なり」ともよく言われますが、これも先人たちが長い紆余曲折の歴史の中から、人生の歩み方・生き方の極意として学び、体得した珠玉の真実であると思います。己の信じる道を誠実な熱意を込めてコツコツと歩み続けることの素晴らしさに大いなる憧れを抱くのは私だけではないと思います。しかしながら、この一つの道を脈々と歩み続けるという行為は、決して同じことの繰り返しを意味するものではありません。一見するとそのように思えるかもしれませんが、私たちの生きる営みには昨日と同じものなど存在せず、細やかではあっても昨日より進歩・前進しているはずです。稀には後退していることもあるでしょうが、いずれにしても同じことと見えるものも、実は着実にその在りようを変化させた姿で私たち自身に迫ってくるものなのです。それゆえ、「同じことを続けること」は、私たちが進歩や前進という可能性を育てるための確かな方法であると言えます。
 毎日のルーティンは、時につまらなく惰性に流されてしまいがちですが、この退屈ともいえる繰り返しの中にこそ成長や変化の「種」が入っているのです。そして、やがてはその種が地面に根をおろし、緑を茂らせて、成長と希望の光をともす力を私たちに与えてくれます。日々の授業、宿題・課題、予習・復習、さらには部活動、行事への取り組み、家事の手伝いなどすべてが今日を踏まえての明日の変化(実り)を約束するエネルギーです。飽くことなく今日を一所懸命に明日へと続く道を一緒に愚直に進みたいと願っています。