無セキツイ動物の解剖実験より

 先日、中学2年生の理科の授業でイカの解剖を行いました。軟体動物であるイカの構造や特徴を学び、それらを確かめるために、3人で1杯ずつ実験を行いました。

 外形の特徴・内臓や各部分・貝殻の痕跡・性別など・・・ほとんど確認できたところで、ある班から「先生、何か動いています!」と声があがりました。2日前にスーパーで購入したイカなので、イカ本体が動くことはありません。しかし、その物体は確かに動いていました。場所は、イカの腸内・・・そしてその正体は、寄生虫のアニサキスでした。イカ本体が亡くなっていても、元気に動いており、初めて見た生徒たちは「すごいね~」と感動していました。

 イカ(軟体動物)のからだのつくりや特徴を確かめるために行った実験でしたが、思わぬ発見にそちらの方に興味がいってしまったようです。食中毒の原因として注意されているアニサキス。今回使用した5杯のうち、見つかったのは1杯でした。

 実験を通して改めて、教わったことをただ確認するだけではなく、気になったところをさらに観察したり、考えたり、実物に触れることが大切だなと思いました。

                             

理科O