2018年11月アーカイブ

11月12日(月)午後に高校2年生の創作料理コンテストの審査員をしました。創作料理コンテストは「調理技術の向上」と「創造力」を育てることを目的としています。日頃から、美味しく・安く・早く・健康的というテーマを考え、家庭での調理にも積極的に参加し、より斬新な食事を提案してもらいます。今回の内容は「豆腐をつかったスタミナ料理」でした。各班とも趣向を枯らした料理をつくっていました。中でもキムチ豆腐ピザは彩りもよく斬新なアイディアでした。少し味が心配でしたが...。また、和風ロコモコ丼定食ではハンバーグに長芋が混ざっており、ご飯にも工夫がされておりとてもおいしくいただきました。その他の班もレシピ本に掲載されてもよいような内容のものばかりでした。このような家庭科の授業をきっかけに創造力や調理技術を身につけてくれればと思いました。

10月22日(月)中学生は定期考査終了後、「八芳園」にて食卓作法を学んできました。私自身初めての体験だったため、生徒と同じように綺麗なお庭や美しく彩られたお料理に感嘆の声をあげていました。今回の講座では日本の食卓作法とその由来について学ぶことができただけでなく、マナーとは何なのかを改めて考えることができました。

和食に欠かせない食事の道具「お箸」。講座の中ではそのお箸の種類や名前、作法の由来について教えていただきました。その一部をご紹介します。例えば、祝い箸。あと2ヶ月で今年も終わってしまいますが、祝い箸は年が明けてお正月におせち料理をいただくときに使うものです。「柳箸」「俵箸」などの呼び名がありますが、その特徴を端的に表した名が「両口箸」。このお箸は神様と共に食事をいただくという意味をこめて両端が細くなっています。だから、お箸の両端どちらも使えるからといって、自分が口をつけた後にもう片方の端を汚してしまってはいけないのです。何事もその成り立ちや由来がわかると納得しますし、簡単には忘れません。講座の中ではそのほかの作法に関してもこのような説明があり、納得しながら、実際に体を使い作法を身につけていくことができました。

また他の国との作法の違いについてもお話いただきました。日本では畳にお膳を置いて食事をする文化が根付いていたことから、今でも食器を持ち上げて食事を取りま。しかし、ご近所の中国や韓国では食器を持ちあげずに食事をするのがマナーです。「マナー」と聞くとすぐに「正解」を求めてしまいがちですが、周りの人や場面、国や文化に合わせて、「相手を気遣い、敬うこと」なのだと感じました。

講座が終了した後にはお庭の中を散策させていただき、大変穏やかな時間を過ごすことができました。今回学んだことは食事をはじめ、その他の場面でもいかしていきたいと思います。

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