2019年1月アーカイブ

先週、高校2年生の授業で、遺伝子組換え実験を行いました。プラスミドを利用し、アンピシリン耐性遺伝子とGFP遺伝子を大腸菌に導入する実験です。昨年お亡くなりになった下村脩さんが2008年にノーベル化学賞を受賞したことで、知っている方も多いかもしれませんが、GFPとはオワンクラゲがもつ緑色蛍光タンパク質のことで、紫外線を当てると緑色に発光します。

目に見えないプラスミドというDNAが、これまた目に見えない大きさの生物である大腸菌の体内に取り込まれ、教科書に書いてある通りのはたらきをし、結果、プラスミドを取り込んだ大腸菌は、アンピシリン(抗生物質)が入った培地でも増殖し、目で見える大きさのコロニーとなります。さらに、紫外線ランプを当てると緑に光りますから、実験結果は肉眼ではっきりと観察でき、生徒は「星座みたい!」と喜んでくれました。

多くの基礎研究の結果、見えないものが見えるようになってきたのが自然科学の歴史です。高等学校までの理科では、多くの先人が「見える化」してくれた功績を学びます。今では「ゲノム編集」という技術で、遺伝子組換えよりも簡単に生物の遺伝子を改変することができるようになっていますから、ともすると、「人類はもう生物のしくみをすべて知っている」という誤解をしてしまうかもしれません。

知識を伝えるのはもちろんですが、「世界にはまだ見えていないものがたくさんあるのだ」ということこそ、理科の授業で伝えなければならないことではないか。そんなことを、光る大腸菌を見ながらぼんやりと考えました。

理科 S

光る大腸菌.png

皆様、明けましておめでとうございます。

よいクリスマス、そしてお正月を過ごされましたでしょうか?私はとっても良いホリデーでした。時間に追われないことがとにかく幸せで、家族とゆっくりとした時間を久しぶりに過ごす事ができました。皆様も素敵なホリデーだったらいいなと思います。

 さて、ここ数年、我が家には中高生のイギリス人学生がホームスティに来るという機会がありました。彼女たちから、行事ごとに写真付きの連絡をいただきます。そんな中、まだ日本には浸透していないイベントがありましたのでご紹介させていただきます。皆さんはボンファイヤーナイトをご存知ですか?私は知りませんでした・・・。イギリスではハロウィンが終わると、11月5日にガイ・フォークスナイト(ボンファイヤーナイト)があり、あちこちで花火が上がるそうです。日本では花火といえば「夏」というイメージが強いので、この時期に帽子を被って花火?と思い、寒そうだね~と返信すると、「今日はボンファイヤーナイトで盛り上がってます!」という返事でした。この日が近づくとあちこちで花火が上がるそうです。公園や庭で家庭用の花火をし、当日は各地で打ち上げ花火が上がり、屋台が出たり、乗り物などにも乗れる場所もあり、まるで日本の夏祭りのようですよ・・・と言っていました。そういえば、新年のお祝いも日本とは違い、海外ではあちこちで花火が打ち上げられますね。イギリスの生活は一見、最近の日本とさほど変わらないようにも見えますが、実は日本にはない伝統行事が数多くあります。まだまだ、これからも海外の習慣行事が流行り定着していくかもですね。ハロウィンのように・・・。                                 

英語科美人教師Y

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ハロウィンのカボチャ選び

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ボンファイヤーナイト

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イギリスの自宅のクリスマスツリー