読書で今日を好い日に

節季が夏至へと変わり、昼間の日差しは日に日に増していますが、いかがお過ごしですか。 今日は今読んでいる本の紹介をしたいと思います。 小川糸の『ツバキ文具店』です。以下あらすじです。 祖母の葬式のため、雨宮鳩子は高校を卒業して以来8年ぶりに故郷の神奈川県の鎌倉に戻ってきた。 一人で鳩子を育ててくれた祖母は文具店を営む傍ら、思いを言葉にするのが難しい人に代わって手紙を書くことを請け負う「代書屋」でもあった。 祖母に反発して家を飛び出した鳩子だったが、祖母の代書の仕事を引き継ぎ、それに取り組むことで心境が変わり、文具店と代書屋業を継ぐことを決意する。地元の温かい人々にも支えられながら鳩子は代書屋として歩み始めた。 さまざまな人の思いをすくいとり文字にして相手に届けることで、鳩子は彼らの思いに触れ彼らの人生に関わり、また仕事の師匠であった祖母の思いにも寄り添っていく。 (Wikipediaより抜粋) 「代書屋」という昨今では珍しい仕事に対する驚きだけでなく、主人公が代書した手紙そのものが掲載されているのがこの本の興味深いところです。主人公の鳩子が、一文字一文字を丁寧に、依頼人の思いを込めながら書いていることが伝わります。また、依頼された手紙の内容や渡す相手、季節に合わせて、紙やインク、切手を選んでいる描写が大変美しく心地よいのです。 「久しぶりに誰かに手紙を書いてみようかな」そんな風に自然と思える素敵な本です。 ぜひみなさんも一度読んでみてください。 日々は慌ただしく過ぎていきますが時に立ち止まって今いる自分の場所や周りの人達を見渡してみる時間を作りたいと思う今日この頃です。 国語科H